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「なんで俺の事避けるの?」



山崎さんといつもより顔の距離が近くて目を合わせられない。

顔は綺麗だし。



『...だって、何考えてるか全然分かんないですし、山崎さんといると調子狂うっていうか...』



山崎さんが近くにいるとなんだか落ち着かない。
居心地が悪いというか...
とにかく、なんでか胸がどきつく。



『大体、なんでいつも私なんかに絡んでくるんですか。』


「私なんかってやめてよ。そりゃ、



可愛いからに決まってるじゃん。」



『…へ、?』



思わずばっと顔を上げて山崎さんの顔を見てしまう。

山崎さんは大切そうに私の頬を撫でて微笑んだ。



「ほら、そうやってすぐ顔真っ赤にする所とか、ちょーかわいい、」

『な、そ、そういうの、!やめてください!』



山崎さんがそういう顔をするから。



「どういうの?」

『その...ほ、ほんとに可愛いって思ってるみたいな顔...』



言葉が詰まって逃げ出したくなる。



「...んー、じゃあAちゃんもそういうのやめてよ」

『?ど、どんなのですか?』



「俺の事好きって顔♡」



『!!し、してないです!!!』



山崎さんの突然の爆弾発言に思わず逃げ出しそうになるけど、山崎さんの腕にがっちりホールドされていて叶わず。



「はいはい逃げない」

『す、好きだなんでそんな...』

「じゃあ、嫌いなの?」

『違います!!でも...好き、?』



好きかどうかと聞かれると、、よく分からない。
山崎さんは、自覚がなかったか〜とかなんとか、1人でブツブツ言っている。


♥→←Why are you avoiding me? ♥ Bs21



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作者名:ちゅお子 | 作成日時:2023年7月3日 2時

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