【A3!】スーパーウルトライージーモードの彼女 (ページ17)

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せぶんてぃーん。-昔話- ページ17

私は一緒に来ようとする望や奈子を置いて狂狼と2人で近くのカフェに来た。

流石に顔バレ防止の為のお面を付けたまんまでは怪しまれるしものが飲めないのでとる。そしてマスクをつける。(飲み物を飲む時はとる)

そして私はホットココアを、狂狼はホットコーヒーを頼んだ。

狂「何か食わなくていいのか？奢るぞ？」

「流石に他人に奢って貰うんだからそこまで頼まん」

狂「そうか」

狂狼はそれっきり何も言わない。ずっと私を見てる。

店員「お待たせ、シマシタゴユックリドウゾ」

店員さんは無言で睨み合うかのように見つめ合う私たちが怖かったのか急いで戻って行く。

「私、さ」

狂狼「…ん？」

「“女だから”とか、“女には無理”とか言われるの嫌いなんだ。だって差別じゃん？そんなの。弱いって言われてるみたいだし」

狂「確かにな。俺も苦手だ、そうゆうの」

「なのにさ？今日授業中にさ、それをわかってる天敵の先生が言ってきたわけよ。女のお前にはって。前からもずっとそうやって差別してきてさ………」

私のマシンガントークは30分程続いた。

そして何故か狂狼と意気投合し、普段教えることのない本名を教え、電話番号交換するほど仲良くなった。

「じゃ、また今度。次は普通の格好で会いに行く」

狂「ん、今度は普通に遊ぼうな」

「うん！そんじゃバイバイ」

狂「またな」

そして何回か遊ぶうちにヴォルフのみんなとも仲良くなり、家族みたいになった。