いれぶん。 ページ11
◯「おき…!おきろ!おいっ!」
「んん〜、だれぇ?」
なんか途中でフワフワするな〜って思っててそしたら声が聞こえる。
聞いたことのある声。
万「俺だよ!」
あ、万里か〜。
「オレオレ詐欺なら結構です」
万「ば・ん・り!万里だよ!」
「知ってるからそんな怒らないで。それより私、何があったの?お庭で密さんと話してて…」
万「呑気に寝てましたよ。よそ見せずにちゃんと着いてこいよ」
「ごっめ〜ん。綺麗なお花と猫さん見つけたらついつい体が動いてた」
万「はぁ〜〜。まぁ目離した俺も悪いわ。ごめん。でもこれからは勝手にちょこまかするなよ?迷われても困るし」
「御意」
ずっと思ってたけど、万里って私に甘いよね。
今だって、私が悪いのに謝ってくれた。
優しすぎるよ。。
咲「あ!Aちゃん見つかったんだね!よかったぁ…」
あ、さっくん。
そっか、さっくんも探してくれたんだ。
「勝手にいなくなって、それでさっくんにも探させてごめんね。もう勝手にちょこまかしないって万里と約束したから。ほんとにごめんね」
咲「見つかったなら良しだよ!もうこの事は忘れよ!」
あぁ、もうほんと私の癒し。
抱きしめたい。
でも万里に怒られそうだからやめとこ。
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作者名:奈琉 | 作成日時:2017年12月3日 5時