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あの後も検証は続き、


赤の魔法の火風水土、緑の魔法の癒し、黄の魔法の俊敏

の3つを使えることまでわかった。


使えることはわかったけど、

練習しないとコントロールができない。


そのせいで2、3回、Sさんを燃やしてしまった。

(しかし癒しの魔法で無傷)




『・・・くあぁ』



途中に休憩を挟みながら検証してたけど

長時間魔法を使った体がとてもけだるい。


Sさんから聞いた話だと

魔法は個人の体力で使える量が決まっているらしい。


私はみんなよりも体力が少ないから

ベンチで休憩中。



M「道理であんなに美味しかったんだね」


『わっ!』



ベンチの後ろからいきなりMさんが囁く。



M「今日はポニーテールなんだね、可愛いよっ!」


『話題そらしても聞こえてますからね』


M「あははw」



・・・多分この人は嫌がる姿を見るのが好きなタイプなのだろう。

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作者名:さくお | 作成日時:2021年2月7日 20時

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