X is＿＿?2

fourty three ページ16

「続いてボーカルポジションの結果を発表します」

という代表の言葉にすこし緊張する

はじめに보여チームの結果が発表された

"1位 ソンユビン 545票"

さすがユビンは安定のボーカルの実力で見ていて安心できた。
(ユビンも調子にのるから言わないけど)
スファンがメインボーカルの座を2度も奪われてすこし気の毒だったけど、スファンの良さもアピールできていたと思う。
テウンに今日は目開いててカッコよかったよ、と伝えるとコンタクト付けたらヒョンがかっこよすぎて驚きましたと言われて恥ずかしい思いをした。



すぐにtwitチームの発表に進んで、隣にいたウンサンが緊張しているのかさっきから僕の手を握って離さない。

「twitチームの結果を発表します」

という声にウンサンの手に力が入ったので僕も握り返して、けんちゃなと声をかける。

結果はウンサンが490票でユビンを越えることは出来無かったけど満足そうで安心した。


「次に私の思春期へチームの結果を発表します」


僕も大好きな歌だったけど、皆んな感情をうまく表現できていて心に響いた。
ウソクがステージが終わった後に"もう光を見ることが出来ないと思っていた"と泣いてしまった時、僕もその言葉を自分と重ねてしまい、泣きそうになったのを思い出す


結果はウソクが606票でユビンを抜かして1位となった。


『ウソガ、ちゃれっそ〜』と声を掛けると嬉しそうに笑いながら僕を見るウソク。


「残るはのるまんなチームのみとなりました。のるまんなチーム1位のハンスンウ練習生、自分は何票だと思いますか？」

「600...まではいってないと思います」
と答えるスンウに『スンウならできる！』と声を掛けると、「Aのために1位になります！」というスンウに代表が大きく笑った。

「宣言通りハンスンウ練習生が1位になるでしょうか、キムウソク練習生が1位をキープするでしょうか。のるまんなチームの結果を公開してください！」


ドキドキする〜とスンウが僕の腕にしがみついたまま結果を待つ。


ヨハンとジュノが「「ヒョン！！」」と思いっきり後ろを振り返ってきたのでビクッとして画面を見ると

"1位 キムウソク 606票
2位 ハンスンウ 580票
3位 キムA 579票"


僕とスンウが1票差でした。

まさかの結果にスンウと顔を見合わせて笑っていると代表に「票数まで仲良しですね」と言われ、会場に笑いが起こった。
1位は取れなかったけど全力を出し切った結果だから後悔はない



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