X is＿＿?2

thirty six ページ2

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迎えた本番の日

控え室には緊張した練習生が集まった。
僕はいつのまにかfinesseチームとswallaチームの間にいて、後ろからbelieverチームのドンヒョンとユンソンの「ヒョンの隣が良かった〜！」とプリプリする声が聞こえてる。

「twitチーム移動してください」と言う声で席を立つtwitチームに『頑張ってきて！』と声をかけると、ウンサンが「ヒョン、ハグしてください」ともじもじしているので抱き寄せてファイティンと背中をポンポン叩く。
それを見た他のメンバーが僕も俺も、と集まってきて結局全員にハグをして送り出した。
(どさくさに紛れてハグしてこようとしたスンヨンは無視した)

ステージに立ったtwitチームはリハーサルの時よりも更に完成度を上げていて、特にヒョビの歌声が曲にすごく合っていて鳥肌が立った。
「のぬんもんちょんい〜！」の時に後ろの方ににいたユビンの方を見ると、「ヒョンなんで今こっち見たんすか、『見てないよ！』 いや、見てたじゃないすか、もんちょんい〜チラッって！！」 「ヒョンがもんちょんいだからに決まってるじゃないですか」と確信をつくスファンに「そういうことか！」と言うユビンはほんとにもんちょんいかもしれない(笑)


Xポジションを選んだattentionチームのステージも無事に終わった。
正直かなり心配だったattentionチーム。２つのポジションを消化することの負担と、チーム内で不満がたまって練習がうまく行っていなかったのが僕から見ても分かった。
練習中、ジョンモとヒョンビンが僕のところに来て「どうしたらいいか分からない」と自信を喪失していて慰めてあげたのを思い出して、無事に終わったことにまた安心した。

『マヒロヤバイカッコいいーー』と最近学んだ日本語で応援すると隣にいたウォンジンに「ヒョン、日本語いつ勉強したの！？」と驚かれて、ドヤ顔で『僕天才だから』と答えた。「ヒョン天才なの〜？かわいい〜」という声がどこからか聞こえてきたけどなんとなく誰なのか分かったので聞こえないフリをしておく。



말해 yes or noチームはドヒョンとスンヨンが安定したラップの実力を披露した。ソンヨンもボーカルポジションなのにラップを上手に消化して、ジェフンのこめかみハートが炸裂した時は控え室の皆んなで真似した。終始楽しい雰囲気を作り出したスンヨン達のチームも大成功で終わった。


(スンヨンってかっこいいよね)
(Aヒョンそんなこと言ったらスンヨンヒョン喜びますよ)
(あ...やばい)


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