かたつむり。So.M

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けんちゃんとも風磨君とも仲直りできて本当に良かった。







けど、最近松島君の様子がおかしい。



私と目が合うと今までなら笑ってくれたのに何だか慌てて目を逸らされる。


私何かしたのかな…









それに、何だか最近私ハブられてない…？







松川さん、あんなに優しい子だったのに今では女子を率いてる感満載だし。


あの時睨まれていたのは憶測じゃなかったんだなって気付いた。








こんな事、けんちゃんにも風磨君にも言えないよ。


これ以上迷惑かけたくないもん。








あれだけ私は助けられてるのに、これ以上頼りっぱなしになんてできない。









ゆ「ねえ、Aちゃん。ちょっといいかな？」






後ろにいる女子達がニヤニヤしている。


何なんだろう。









ゆ「あのさあー、Aちゃんって


私の事絶対苗字で呼ぶよね、ってか女子の事。」







なーんだ、そんな事か。




そう思っていた私は甘かったのかもしれない。







ゆ「でも風磨君の事は下の名前で呼ぶよね？笑


聡ちゃんの事好きなんでしょ？笑


なのに風磨君に媚び売っちゃって。笑


ひょっとして、Aちゃんって男好き？笑」








…え？何それ。








ゆ「イケメンな年上彼氏いる癖に。笑」







「けんちゃんは彼氏なんかじゃない！！！」









思わず言い返してしまった。


だってここで言い返さないとけんちゃんに何だか悪い気がしたから。









ゆ「そう思われたくなかったら、わかってるよね？」









ゆ「明日から、その3人と関わらないでくれない？笑」


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