かたつむり。So.M

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ジリリリリリリリリリッ





[A！起きなさい！遅れるわよ！]









え、まって今何時？







「7時半！？」








やばい家出るまで15分しかないやばい。


あーもう寝癖直せない…




今日くらいはちょっとくらい巻こうと思ってたんだけどなあ…


ストレートにすらできないじゃん…






とりあえず私は前髪だけ整えて髪をポニーテールにした。




よし、服は前日に用意してたし。





準備完了！









今日、どんな感じになるのかな…


松島君と松川さん、できちゃったりして。




そんな事あったら私無理だ立ち直れない…






「ってやばい早く家出なきゃ！」









「いってきまーす！」







そうして駅へダッシュしようとした時の事だった。








健 [A！乗って行きなよ！]





「けんちゃん！いいの？」




健 [どーせ朝ごはん食べてないでしょ。笑

パンあげるから駅まで車の中で食べな。笑]



「あーもうけんちゃん大好き！」





健 [ふぇっ？えっ？ あ、えっと、早く食べな！]








何でけんちゃん顔赤いの、変なの。笑








健 [い、い、いってらっしゃい！]






「いってきます！(？)」








相変わらずけんちゃんは私と別れるまで変だったけど、まあいつものことか。






そして私は集合場所に向かうべく電車に乗り込んだ。




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