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アッシュ「じゃあ、これ片付けるから。薬飲んだらまたゆっくりしてろ。どうせ今も眠いんだろ」
なんとか起きてたこと、バレてる…。
『…ゴホッうん』
アッシュ「また薬の時間になったら起こしに来る。早く元気になれよ」
チュ、と私の頬にキスをし、アッシュは部屋を出て行こうとする。
『…アッシュ』
アッシュ「ん?何だ?」
『片付けたら、寝るまで一緒にいて欲しい…』
そう言ってアッシュを見つめると、彼はフッと柔らかく微笑んだ。
アッシュ「分かったよ。すぐ戻って来る」
アッシュは部屋を出ると、1分もしない内に戻って来た。
その間に、私は薬を飲む。
アッシュは戻って来ると、ベッドの隣に椅子を置き、私の手を握った。
『…ありがと』
アッシュ「どういたしまして。おやすみ、お姫様」
『うん…おやすみ』
アッシュの手はやっぱり冷たくて、でも暖かくて、とても安心した。
目を瞑ると、すぐに睡魔に襲われて、私は眠りについた。
意識が途切れる直前、愛してる、という声が聞こえた気がした。
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雪月花のとびうお(プロフ) - 、さん» 大変失礼致しました。外した気でいたのですが、どうやら外せていなかったようです。今後気を付けます。 (2020年2月1日 7時) (レス) id: b36649e14a (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2020年2月1日 7時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2020年2月1日 6時