帰宅 ページ1
ｶﾞﾁｬ
アッシュが帰って来た。
ﾄﾀﾀﾀﾀﾀｯ
『アッシュ！おかえり！！』
いつもの様に、彼に思い切り抱き付く。
アッシュは一瞬驚いた顔をしたけど、すぐに呆れた表情に変わる。
アッシュ「…はぁ、ただいま。相変わらずだな、お前は」
『？、何が？』
アッシュ「…何でもない」
『あっ夕飯できてるよ！上着脱いだらリビングにおいで』
アッシュ「分かった」
そう言うと、アッシュはすぐに私たちの寝室に向かった。
私も準備をしにキッチンに向かう。
アッシュが帰って来るちょっと前にできた料理を、お皿に盛ってテーブルに並べていく。
気が付くと、アッシュが真後ろにいた。
アッシュ「今日はカレー？」
『うん。なんか食べたくなったから』
アッシュ「旨そう」
『それは良かった』
まだ運ぶものが残っているため、キッチンに戻ろうとすると、お腹に手を回されて引き寄せられる。
『アッシュ？』
アッシュ「…愛してる」
『んなっ…！！ちょっ何急に…！！///』
耳元で突然囁かれたことに驚いて、慌てて逃げ出そうとするも、ガッチリ掴まれてて逃げられない。
かろうじて、正面を向いてないから今真っ赤になっているだろう私の顔が見られないことが救いかn…。
アッシュ「耳真っ赤」
ツゥッ…と耳をなぞられる。
『〜〜っ！！///』
ついビクッとしてしまい、それを後ろでアッシュが楽しんでいる雰囲気が分かる。
ていうか耳も赤いなら隠し切れてないじゃん！！
恥ずかしっ！！
アッシュ「本当、Aは耳弱いな」
今度はチュ、と耳にキスを落とされる。
『んっ、もう！！カレー冷めちゃうから！///』
再び逃げ出そうと試みるも、やっぱり逃げられない。
それどころか、腰を掴まれてクルリと反転させられる。
さっきまでアッシュに見られずに済んでいた真っ赤な顔が曝されてしまった。
『〜っ！アッシュ！！///』
アッシュ「なぁに？」
ニコニコしながら首を傾げるアッシュ。
完っ全にからかわれてる…！！
『まだ準備残ってるから！離して！！』
アッシュ「えー？…じゃ、これ終わったら離してやるよ」
『え？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪月花のとびうお(プロフ) - 、さん» 大変失礼致しました。外した気でいたのですが、どうやら外せていなかったようです。今後気を付けます。 (2020年2月1日 7時) (
レス) id: b36649e14a (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2020年2月1日 7時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2020年2月1日 6時
