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Hikaru side
張り切って職場に挨拶に行く、だとか抜かしてたくせに、このザマだ。
まあもともと、行く必要はなかったんだけど、さ。
あいつが頑張ってる姿見て、俺も頑張らないとって奮い立っていた所に、これなんだから。
スーツ姿のまま、ソファに座って
かれこれ1時間ほど、ぼーっとしている。
A、大丈夫かな。
一人で泣いてない？
またしばらく、会えなくなるの？
そんな時だった。
ピーンポーン、
…………宅配便かな。
頼んだっけ、
ピーンポーン、
世間が俺のペースに合わせてくれないのなんて、もう飽きた。
のろのろとインターホンに向かう、と。
照「…………え？」
ピッ
辰「こんにちは〜！辰哉だよ〜！
サプライズで参上したよ〜！開け……」
最後まで聞くまでもなく、通話を切って、開錠する。
一人じゃ孤独で死んでしまいそうだったにしろ、
果たして久しぶりに会うふっかに
今、笑顔で話せるのだろうか。
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辰「や〜！岩本さ〜ん！
久しぶり〜！」
照「ふっか。
どうしたの？一時帰国？」
辰「お前には黙ってたけど、俺も国内勤務決定〜！
本日帰国しました、宿はありません、ということでお邪魔しますよー、」
は？俺の家で過ごすつもりかよ。
靴を脱ぎ、巨大なキャリーケースを2個ゴロゴロと室内へ運ぶ。
下の階の人に迷惑だから持って移動して欲しいんだけど。
しかも外の汚れ家ん中ついちゃうじゃん。
辰「よし、ベッドの広さ十分！
ということでしばらくお世話になりまーす！」
照「は？本気？」
辰「あったりめーよ！
てかこのマンションいいじゃん〜！
俺もここ契約しよっかな！」
………知り合いだらけになるだろ。
蓮に言えばすんなり空き部屋紹介してくれそうだけどな。
辰「ってのは一応建前上の挨拶って事で。
今から照の大親友としての挨拶だからね〜」
くるりと向きを変え、
俺の方へスタスタと歩み寄ってくる。
目の前に立ち止まり、右手を大きく振りかぶったかと思えば、
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バキッッッ
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照「………っ、てぇなあ！
何してんだよ！！？」
突然の強烈な、右ストレート。
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バナナオレ(プロフ) - きあさん» いつもありがとうございます！ワクワクしながら楽しんで頂けると嬉しいです〜！ (2021年2月15日 0時) (
レス) id: 8d68e251dd (このIDを非表示/違反報告)
バナナオレ(プロフ) - ゆきらさん» ありがとうございます！一気読みだなんて………！恐縮です！更新頑張ります！ (2021年2月15日 0時) (レス) id: 8d68e251dd (このIDを非表示/違反報告)
きあ(プロフ) - うわ〜！良いところで終わった！！続き楽しみにしてます！！ (2021年2月14日 3時) (レス) id: 678bb18c7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきら(プロフ) - 初めてコメントを書かせていただきます！いつもありがとうございます！5を一気読みしました。涙が止まりませんでした。この作品の登場人物はみんな本当にいい人たちばかりで、みんなに幸せになってもらいたいと思いました！！移行後も楽しみにしています！！ (2021年2月14日 1時) (レス) id: a622c924d4 (このIDを非表示/違反報告)
バナナオレ(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます！是非楽しんで見て頂けると嬉しいです！ (2021年2月14日 0時) (レス) id: 8d68e251dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バナナオレ
| 作成日時：2021年2月6日 12時
