照兄の彼女になりたい3

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松「じゃ、また会場の住所送っといてくれる？
ちょっと仕事終わらせてから行くから」



辰「かしこまりました〜！
ではまたあとで！」



サッと手を上げてオフィスに戻る松村さん。


クールで、大人の女性、って感じだ。



あの人、なんとなくAに似てるんだよなぁ。

綺麗だし、大人っぽいし、
バリバリ仕事してるわりにはどこか儚げな雰囲気を持ってるし。


まあAの方が圧倒的に可愛いんだけど。






辰「あ、なべとあべちゃん、近くにいるって。
先合流しちゃおうぜ！」



ふっかのそんな言葉で、会社を後にし、合流地まで向かう。




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亮「あ、ふっかー！ひかるー！
久しぶり〜！」


翔「うぃっす」



乙女のように両手を振る阿部と、
よっ、と片手を上げる翔太。




辰「なんかお前ら老けたな〜？」


翔「お前が言うなっての！」


亮「照も元気だった？」


照「ぼちぼちな。ホント久しぶり」





久々に会ったのに、あの頃と何も変わってなくてすごく安心する。




翔「てか女来るとかついさっき阿部ちゃんに聞くまで知らなかったんだけど」


照「俺も俺も。犯人こいつ」


辰「オォイ！俺はお前らの為を思ってセッティングしてやったってのに！」


亮「まー、男だけだとむさ苦しいし、花があっていいんじゃない？」




げんなりする翔太と、まあまあ、となだめる阿部。


翔太なんか、普段から仕事で可愛い人とばっか絡んでるから、わざわざ女と飲み会なんてしなくても、って感じなんだろうな……


阿部と舘さんは嫌がりはしないだろうけど、喜びもしないんだろうな。
誰に対しても同じテンションで話せるし。



………てことは喜ぶの、ふっかだけじゃねーかよ。



亮「てかどうする？予約の時間までまだまだあるし、どっかカフェ入ってお茶でもする？」


翔「そーだな。近くにいい店あるからそこ行こ」




翔太のおすすめの店とやらに、みんなで向かうことにした。







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