47 ページ47
.
涼「はじめまして。
ラウールのマネジメント業をしております、
スノープロダクションの宮舘涼太と申します。」
『あ、はじめまし…て…。
岩本Aです』
宮舘さんの差し出す名刺を受け取る。
………名刺なんて貰ったの初めてなんだけど。こんな緊張するものなんだ。
ラウール君は舘さんただいまー、とだけ伝えると、そそくさと車に乗り込む。
涼「岩本さん、急に訪れてしまい申し訳ございません。
そしてお手数をおかけしますが、一度我々と御同行頂けませんか？
詳しいお話は向かった先でお話させて頂きます」
『え、……と』
ラ「大丈夫だよ！俺もいるし！」
窓を開け、私に向かって笑顔でそう伝えるラウール君。
『あ、そっか……
では、お願いします』
涼「ありがとうございます。
では、どうぞ後ろへ」
後部座席のドアを開けて、手でどうぞと合図をする。
貴族みたいに紳士な方だなぁ……。
ありがとうございます、とお辞儀をし、
車に乗り、ラウール君の隣に座る。
ラ「ごめんね？びっくりしたでしょ」
『今もまだびっくりしてる途中なんだけど』
ラ「大丈夫大丈夫！
とてもいいお話だから！」
…………私も鈍感じゃないし、この先向かう場所の検討なんてついてしまうわけで。
.
ついた場所は
『…………広い』
ラ「無駄に広いから緊張しちゃうよね〜」
スノープロダクション。
ラウール君の所属している、芸能事務所。
予想通り。
涼「こちらです」
案内されて向かった先は、応接室のような場所。
涼「こちらにどうぞ、おかけください」
『はい………』
言われるがままに、席に腰掛ける。
私が座ったのを確認し、机をはさんで目の前に、宮舘さんが座る。
その隣の席に、ラウール君も腰掛ける。
涼「………ラウールもいるの？」
ラ「え、ダメ？Aちゃん不安になっちゃわない？」
『あ、うん、いてくれた方が緊張しなくて済む、かも』
ラ「だってさ〜、舘さん！」
涼「………それもそうだね。
ではさっそく話をさせて頂きます」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2002人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バナナオレ(プロフ) - mayuさん» 失礼しました、推測です！ (2021年1月18日 18時) (
レス) id: aaead1a70b (このIDを非表示/違反報告)
バナナオレ(プロフ) - mayuさん» ありがとうございます！是非沢山催促しながらお楽しみください！更新頑張ります！ (2021年1月18日 18時) (レス) id: aaead1a70b (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - もしかしてふっかの立ち位置が…！！とドキドキする展開です！これからも楽しみにしてます♪ (2021年1月18日 3時) (レス) id: 181bd65a2e (このIDを非表示/違反報告)
バナナオレ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！コロナこわいですよね…お互い気をつけましょう！ (2021年1月15日 8時) (レス) id: 7f3fe86c2e (このIDを非表示/違反報告)
バナナオレ(プロフ) - ヨナさん» ありがとうございます！すごく嬉しいお言葉…！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年1月15日 8時) (レス) id: 7f3fe86c2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：バナナオレ
| 作成日時：2021年1月11日 23時
