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『・・・は？』
可笑しな人に絡まれたものだ。
『いや、もういいって───』
「あんたの姉・・・・」
私はビクリとする。
なぜ私の姉の話をする！？
そんなことはナナミにも話していないのに！！！！
「ちょ、どうしたの─？」
もう一人が話しかける。
『なんで！！』
私は声を荒げていた。
『なんで私の姉のことを知っているんだよ！！！初対面の癖に！！』
自分でも驚いていた。
こんなに怒ったことはないかもしれない。
それくらい、隠したい過去だったからだ。
そして、彼は静かに言葉を口にする。
「・・・・・お前の姉と・・・・・付き合っていたから・・・。」
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作者名：兎月 | 作成日時：2014年10月13日 9時
