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大学も春休みに入り、なかなか撮れなかった企画ができる時期になった


コラボやら長期企画やらで大忙しだ



そ「あれ、まだA起きてきてない?」


エ「うん?確か昨日そらの部屋で寝るって言ってたよね?」



確か昨日Aは踊ってみた企画のダンスレッスンのあとボーカルとしても参加するためレコーディングスタジオに行っていた


そのあと帰ってきたが相当疲れていた様子でリビング少し顔を出すとそらに断りを入れて部屋に引っ込んでしまった



そ「もう12時すぎてるし、ちょっと様子見てこようか」


エ「いや、少し撮影押してよければもうちょっと寝かせてあげよう」


立ち上がろうとするそらを止めると同時にリビングのドアが開く



『おはよう。ごめん、寝すぎちゃった。すぐに準備するね』


寝起きなのかかすれ声でそういうと機材の準備をする



ツ「ふふ、寝癖ついてるよー」


Aの後ろにまわるとぴょこっとはねた髪を優しくなで付けるみっくん


『みっくんありがとう。よし、準備できたよ』




Aの声を合図にみんなソファに集合し撮影を始める





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エ「ってことでね、…ばいばーい」


なんとも言えないタイミングでオチをつけ撮影が終わりカメラを止める



『ごほごほっ…やっぱ喉痛い』


リ「風邪引いたんじゃない?暖かくしてなよ?」


少ししんどそうに咳をしたAを心配するようにりっくんは背中をさすってやる



『昨日の練習あと冷えたかも…』


ちょっとマスクしてくる、とソファから離れリビングを出るA


リ「ちょっと、体熱かったかも…」


りっくんが背中をさすっていた手を見つめながら言うと少し遠くで物が落ちたような音が聞こえた


まさか、とみんなで顔を見合わせて音のする方に向かうと俺の部屋で倒れているA



そ「え、まじかA?A大丈夫?」


辛そうに息をするAはそらの声に薄く目を開く


『…ごめ、…立ちくらみ、ごほごほっ』


エ「熱出てるわ。咳もひどいし病院いこ」



立てる?と肩を支えながら立たせようとするが首を横に振られまた座らせる


『ちょっと、気持ち悪い…かも』


ツ「吐く?」


『そっちじゃなくて、目の前がぐらぐらするほう』



俺たちは俯いて黙ってしまったAの背中をさするしかなくみっくんはただただおろおろしている


リ「俺、車を下につけてくるからA落ち着いたらきて」



りっくんはそういうと部屋を出ていった







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はち(プロフ) - めえさん» 返事遅くなり申し訳ありません。そう言っていただけて嬉しいです!いろいろありなかなか更新できなくなりましたが、ゆっくりと更新して行くつもりです。続編も愛して頂けると嬉しいです。今後ともよろしくお願いします! (2020年2月24日 12時) (レス) id: 72833c8bea (このIDを非表示/違反報告)
めえ(プロフ) - エイジさんの過保護感とマホトさんの親分ぷりに水溜りボンドさん達のやさしさがとても素敵に書かれててとても楽しくみさせていただきましたー!続編もみますー! (2019年4月20日 15時) (レス) id: ddaa62ce9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はち | 作成日時:2018年10月7日 19時

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