恋を知らない君へ (ページ4)

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#4 ページ4

｢やばい遅れる死んだ｣

母｢ハニが起こしたのに起きなかったのAでしょ｣

ジョンハニが起こしてくれてたらしいのに
あまりにも起きないから諦めて行っちゃったらしい。

｢あーあー、いってきまーす！｣

母｢はーい気をつけてねー｣

走っても走ってもつく気がしない。
あまりにも走りに集中しすぎたせいで
前の人に思い切りぶつかり尻餅をついた。

｢いったあ｣

JS｢ごめん、大丈夫？！｣

｢え、あ、ジスくん｣

JS｢Aちゃん、超急いでたね｣

｢逆になんで急いでないの？｣

JS｢多分間に合うよ｣

｢う、うん、そっか｣

JS｢一緒行こ｣

この時からジスくんは
ジョンハニやスンチョルとは何か違う
すごく安心するような落ち着くような
そんなオーラを持っていた。

｢ほんとに間に合ったね｣

JS｢ね？言ったでしょ？｣

SC｢お？A？｣

｢あ、スンチョル…とナナちゃん｣

NN｢おはよう！｣

SC｢そんなに仲良くなってたんだな？｣

｢え？あ、ああジョンハンがね｣

JS｢Aちゃんは僕の友達じゃないの？｣

｢友達…だよ…｣

JS｢よかったー｣

そう言って微笑む彼に
何故かまたドキッとしてしまう。
私なんかおかしい。

ジスくんと出会ってまだ二日目なのに
ペース乱されまくってる。