#23 ページ23
JH｢起きろ｣
｢起きた｣
JH｢寝てんじゃん｣
｢も、うっさいなあー！今日土曜日じゃん！｣
JH｢もう夕方だぞ｣
｢えっうそ！｣
飛び起きた私に
ニヤリと笑ったジョンハン
JH｢うそ｣
｢お前…｣
JH｢まあ、いいじゃん起きて｣
｢なに｣
JH｢ジスと何があったから1から話して｣
｢は？｣
JH｢最近絡んでねえじゃん｣
｢…ジスくんに告白された｣
JH｢で？｣
｢振っちゃった｣
JH｢なんで？｣
｢私とジスくんは友達…｣
JH｢お前恋したこと無いだろ？｣
｢は？｣
JH｢まあ、いいや、出掛けるわ｣
｢はあ？！｣
ジョンハンに散々謎めいた発言をされ
挙句の果てにはデートですか？？腹立つなあ。
少し怒り任せに立ち上がり
上着を着てジャンバーを羽織りコンビニへ行く。
すっぴんだから、深めにフードを被る。
｢ジョンハニがクソ腹立つから今日はやけ食いだ｣
かごの中にボンボンとお菓子を突っ込んでいる最中
誰かに肩をぽんぽんと叩かれて勢いよく振り向く。
JS｢やっぱりAちゃんだ｣
｢えっジスくん｣
驚きと恥ずかしさで下を向くと
かごを覗いたジスくん
JS｢ずいぶん買うんだね｣
｢あっこれは｣
JS｢お菓子パーティーでもするの？｣
キラキラの目を向けたジスくん。
すっぴんで恥ずかしいから俯く。
JS｢どうしたの？｣
顔を覗こうとする彼に必死に反抗する。
おい、やめてくれ。
｢やめて…｣
JS｢どうしたの？｣
｢すっぴんだから、見ないで｣
手で隠すと、強い力が
私の手をどける。
JS｢すっぴん？何も変わらないじゃん｣
｢え？｣
JS｢可愛いよいつでも｣
正直キャパオーバーだ。
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作者名：WHITE
| 作成日時：2018年3月11日 18時
