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先生「今日は転校生が来てまーす、はい入ってきて〜」
教室に入ってきたその男の子は
少し上がった口角にぷっくりした涙袋
誰もが見とれるようなそんな彼。
SC「何みとれてんの?」
少し私を茶化すようにニヤリと笑うスンチョル。
斜め前だから少し振り返った表情にドキリとする。
「なわけ」
JS「はじめまして、アメリカのLAから来ました。ホンジスです。よろしくお願いします。」
LAかあ、周りの生徒がざわつく。
この容姿で英語…?こりゃあ女子はすきだわ。
その彼はスタスタと私の元へ歩いてきた。
私の方を見てニコッと笑って、宜しくねと言ってくる。その時に聞こえたクラスメイトの冷やかしの声。
「…よ、よろしく」
私の隣の席に座った彼は
ニコニコと微笑みかけてきてなんだか不気味。
JS「名前は?」
「…A」
JS「Aちゃんよろしくね」
「よろしく」
ジスくんは休み時間になると
クラスメイトに囲まれて困った笑顔を浮かべて
受け答えをしていた。なんか怖い。
SC「A」
「なに?」
SC「気になんの?転校生」
「え?なんで?」
SC「百面相しながら見てたから」
「別に」
SC「ふーん」
「そんなことよりスンチョル」
SC「ん?」
「今日は暇?」
SC「ごめんナナと帰るから」
「分かった」
ナナちゃんの元へと向かったスンチョルの
背中を眺めてから教室を見渡す。
すると、ジスくんとバチっと目が合った。
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作者名:WHITE | 作成日時:2018年3月11日 18時