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すると涙を溜めるグク。
「それ終わったら遊んでくれる？」
だが中々泣かない。お兄さんのプライドだろうか。随分成長したな。
『うん。約束するよ』
小指を絡ませると、また笑顔になってテレビを見始めた。
『グクお待たせ。遊ぼっか』
「うん！えっとね、まずはね」
グクのボックスから絵かき帳とクレヨンをだしてき、胡座をかいていた俺の上へちょこんと座った。
「ぐぅね今日はママ描くの！」
『そっか。ママも喜ぶなそれは』
可愛い可愛いグクを見れて嬉しいと思う反面、俺じゃないのかという悲しい気持ちもあった。
「パパも描きたいけど、恥ずかしいからやなの」
ほっぺを抑えてきゃっと照れるグク。急なデレ期過ぎやしないか。
『パパはグク描こっかな』
「ほんと？えへへ」
「ぐううさぎしゃんじゃないよパパ」
『んー、パパには可愛い可愛いうさぎさんに見えるなあ』
ムスッと膨れるグク。俺が描いたのはうさぎの耳がついたグク。可愛いじゃなくてカッコイイが良いみたいだ。
『グクもパパに見せてくれよ』
「しょうがないなあ」
俺にみせてくれたのは明らかにジンではない誰か。もしかして
『俺描いてくれたの？』
「うん！だってパパ、グクのこと描いてくれるって言ったから」
なんだそれ。うちの子可愛すぎる。ギューギューとグクを強く抱きしめると、嬉しそうに笑った。
『じゃあもうお昼寝するか』
「えーまだパパと遊びたいの！」
『一回寝てからな。パパと一緒に寝ような』
そう言うと嬉しそうに布団に入ってきたグク。
「起きたらね、パパとお外で遊んで、テレビも見るの！」
『そうだな。楽しみだな』
うん！とキラキラな瞳で答えたグクからは数秒後に小さな寝息が聞こえた。
「パ…！パパ!!」
『ん…おはよう…ってテヒョンか。おかえり』
「ただいまパパ！」
いつの間にか俺も眠っていたみたいだ。時間を確認してみればもう四時だった。グクはまだ俺の隣ですやすやと眠っている。
「パパ詰めて！テヒョンもおねんねする！」
『グク寝てるからもう少し静かにしなさい』
そんなのお構い無しに布団に入ってきて、俺の背中にぎゅっと抱きついてきたテヒョン。
「テヒョンー？テヒョンどこ？…あ！狡い！パパただいま！ジミンもパパとおねんねしたい」
そこにジミンも現れた。ジミンも布団に入りたいようだが、場所がないので、上に登ってきた。
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くるすけ - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2020年3月9日 20時) (
レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
なつお(プロフ) - るるさん» ありがとうございます！更新頻度低いので本当に申し訳ないです…。コメントありがとうございます！ (2019年10月12日 15時) (レス) id: bd9eac76f0 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - はじめまして！お話とても面白いです！更新楽しみにしています！ (2019年9月11日 2時) (レス) id: 4e30937a6b (このIDを非表示/違反報告)
なつお(プロフ) - あかりんごさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！ (2019年7月21日 16時) (レス) id: bd9eac76f0 (このIDを非表示/違反報告)
あかりんご(プロフ) - 好きです！！ (2019年7月20日 23時) (レス) id: 1e207b2d37 (このIDを非表示/違反報告)
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