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｢マﾞマァﾞー！｣
ジョングクがいる下の階に行き、僕がチラッと窓を見ると、大泣きでこっちを見るジョングク。
｢やっとお迎えきたな｣
そんなグクを抱き上げていたのは
｢あ、ユンギ！朝いなかったじゃん。打ち合わせかなにか？｣
古くからの友人のミンユンギだった。
｢ジンヒョンお仕事お疲れ様です。朝はもう一つ下のクラスに行ってたので会えなかったですね｣
｢あﾞあﾞあああ!!!｣
号泣のグクを何も無いような顔をして抱っこするユンギほど凄いのはいないと思う。
ていうかなんでグク泣いてるの？朝は胸張って保育園に行ってたじゃん。僕にドヤ顔してたじゃん。
｢そっか。グガおいで｣
手を広げると素早くユンギの手から降り、僕の元へ猛ダッシュしてきた。お陰で服の袖が涙でびしょびしょだ。
｢どうしたの？保育園楽しくなかったの？｣
｢ユンギせんせぇがあ！｣
そう言ってユンギを指さすグク。
｢まーたユンギ何かしたの？｣
｢別に何もしてませんよ。目付きが悪いから怖いとか思われたんじゃないんですか｣
図星だったようで、グクが頭をぶんぶんと縦に振る。
｢ジョングガ、先生は別に怒ってないんだって｣
｢…｣
もう何も言わなくなったグク。ユンギが可哀想だなと苦笑いしながら荷物を受け取り、Aと二人が遊んでいる滑り台に向かった。
『おかえりーってグギ大泣きじゃん』
子うさぎ状態のグクを見て笑うA。二人は大丈夫？と、とても心配している。
｢ユンギが担当してるクラスだったの。それで最初っから嫌な印象をユンギがグギに持たれちゃったらしくて｣
『可哀想だなユンギくん』
それでも他人事のように笑っているA。こういう所は性格悪いなあ。
｢ジョングガ大丈夫？ヒョンのライオンさんいっぱいあげる！｣
｢ジョングガ僕がいい子いい子してあげる！パパ抱っこして？｣
この二人は流石お兄ちゃんとしか言い様がない。この先もこのままでいて欲しいものだ。
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くるすけ - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2020年3月9日 20時) (
レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
なつお(プロフ) - るるさん» ありがとうございます！更新頻度低いので本当に申し訳ないです…。コメントありがとうございます！ (2019年10月12日 15時) (レス) id: bd9eac76f0 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - はじめまして！お話とても面白いです！更新楽しみにしています！ (2019年9月11日 2時) (レス) id: 4e30937a6b (このIDを非表示/違反報告)
なつお(プロフ) - あかりんごさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！ (2019年7月21日 16時) (レス) id: bd9eac76f0 (このIDを非表示/違反報告)
あかりんご(プロフ) - 好きです！！ (2019年7月20日 23時) (レス) id: 1e207b2d37 (このIDを非表示/違反報告)
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