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まだ眉間に皺を寄せたままのローくんは、表情とは裏腹に私の手を優しく引っ張ってくれる。
迷惑…かけちゃったな。私が平和ボケしてるポンコツなばっかりに。
ロー「……もう俺から離れるんじゃねぇ」
A『………へ？』
しょんぼりと手を引かれるまま歩く私に、ぽつりと呟かれたその言葉。
少し気を抜いていれば聞こえなかったであろう小さな声は、しっかりと私の耳に届いた。
えっ、え？？？それって……
A『……そ、それってその………プロポーズ、ですか？』
ロー「なっ…馬鹿なのかテメェ……」
A『ぴぎゃ！？わ、私なんかが身の程知らずなことを言いました！！すみませんすみませんっ！！』
ローくんは私の言葉にゆっくり振り返るとRoomを展開し、私を切ろうとする。
さすがにそれはまずい！！あんな感覚できれば二度と味わいたくないね！！！
逃げるようにペンギン達の元へ走ると、
さっきローくんと入れ替わった男が、ペンギンとシャチにボコボコにされていた。
それを眺めていたイッカクは私に気づくと、こちらに駆け寄って来てくれる。
ｲｯｶｸ「A〜！大丈夫だった！？何もされてない…？平気！？気づかなくてごめんね…」
A『だ、大丈夫…！心配かけてごめんね』
ペン「A！無事でよかった…」
A『ペンギンもありがとっ。…あれ、シャチは？』
ペン「ん〜？あぁ、ちょっと手が汚れたから洗いに行ってるよ。ん、ちょうど帰ってきた」
ｼｬﾁ「あっ、おかえりA〜！…ちょっとごめんね〜」
A『…わ！き、気づいてたの？』
シャチはさっき男に強く捕まれたせいで、私の手首が赤くなっていたのに気づいていたのか
濡れた布を優しく当ててくれた。
ｼｬﾁ「んー？キャプテンがね〜。もしかしたら手首痛めるかもしれないって。すごいよね！」
A『そうだったんだ…すごい。ありがとうシャチ』
まさかあんな短時間で、しかも遠くからそこまで想定出来るなんて凄いな…さすが船医さん。
シャチの手際の良さにも感心しながら、ちらりとローくんを見ると
まだ眉間の皺を寄せながら私のことを見ている。
う、怒った顔もイケメンすぎて心臓に悪い…
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ばるす(プロフ) - 不鬱さん» 不鬱さんありがとうございます〜（ ; ; ）マイペース更新ですがこれからもよろしくお願いします💓 (2月7日 17時) (
レス) id: 9816891e28 (このIDを非表示/違反報告)
不鬱(プロフ) - ゆっくりで全然いいので頑張ってください！ (2月6日 19時) (レス) @page44 id: d8d677a26c (このIDを非表示/違反報告)
ばるす(プロフ) - りぃるさん» りぃるさんコメントありがとうございます❕とっても励みになります〜！！少しずつですが更新して行くのでぜひこれからもよろしくお願いします！！ (2月5日 21時) (レス) @page44 id: 9816891e28 (このIDを非表示/違反報告)
りぃる(プロフ) - めっちゃ最高です…！ローと主ちゃんとの絡みが好きすぎて一生見返してます！！これからも更新頑張ってください！！ (1月24日 20時) (レス) @page43 id: ad13481ed5 (このIDを非表示/違反報告)
不鬱(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (12月26日 10時) (レス) @page43 id: d8d677a26c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばるす | 作成日時：2023年11月4日 0時
