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小さな森を抜けると、今朝私が人攫いにあった裏路地に出た。
ガラの悪そうな男達が、私とイッカクを品定めするようにこちらを見てくる。
この視線、すごく気持ち悪い…。
そんな私の横でイッカクはどんな服を買おうか〜なんて楽しそうに話をしている。
気づいてないのかな…それとも慣れてるのかな…？
比較的平和な日本からトリップしてきただけあって
やっぱりこういうところは慣れないし、皆がいるって分かってても怖いな。
周りを見ないように下を向くと靴紐が解けていることに気づく。
なんか歩きにくいと思ったら……
しゃがんで靴紐を結ぼうとすると、周りふっと暗くなり
皆を待たせてしまったとかなと、急いで結んで立ち上がる。
A『ごめん靴紐解けちゃっ＿＿』
男1「ねぇお嬢ちゃん。俺たちと一緒に来ない？」
だが、私はいつの間にか強面の男達に囲まれていた。
ローくん達はしゃがんだ私に気づかなかったのか少し前まで進んでしまっている。
A『……あ、あの…すみません。通してください』
男2「いいじゃんいいじゃん？さっきの人たち、お嬢ちゃんのこと置いてっちゃったんだしさ〜」
A『いや…あの……』
男3「いいよな？俺たちと遊ぼーぜ」
A『や、やめ……痛っ』
下心見え見えの誘いを断り、隙間を通ろうとするが一人の男にがっちりと手首を掴まれてしまった。
力任せに握られ、ぎりぎりと手首が痛む。
常時見聞色を作動させることに慣れておらず、油断しまくっていたせいだ。
今日はあんな事があったからか疲れてるし、あんまり能力使いたくないんだけどな。
仕方ない…と能力で水になろうとした時＿＿＿＿
男3「うわ！？！？？！」
ロー「汚ねぇ手でうちのに触んな」
突然目の前の男が消えたと思ったら、
私の手首を掴んでいた男とその周りにいた男たちがバラバラになって地面に落ちる。
私がいないことに気づいたローくんが、助けに来てくれたようだ。
A『ローさ…』
ロー「行くぞ」
A『っ…はい』
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ばるす(プロフ) - 不鬱さん» 不鬱さんありがとうございます〜（ ; ; ）マイペース更新ですがこれからもよろしくお願いします💓 (2月7日 17時) (
レス) id: 9816891e28 (このIDを非表示/違反報告)
不鬱(プロフ) - ゆっくりで全然いいので頑張ってください！ (2月6日 19時) (レス) @page44 id: d8d677a26c (このIDを非表示/違反報告)
ばるす(プロフ) - りぃるさん» りぃるさんコメントありがとうございます❕とっても励みになります〜！！少しずつですが更新して行くのでぜひこれからもよろしくお願いします！！ (2月5日 21時) (レス) @page44 id: 9816891e28 (このIDを非表示/違反報告)
りぃる(プロフ) - めっちゃ最高です…！ローと主ちゃんとの絡みが好きすぎて一生見返してます！！これからも更新頑張ってください！！ (1月24日 20時) (レス) @page43 id: ad13481ed5 (このIDを非表示/違反報告)
不鬱(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (12月26日 10時) (レス) @page43 id: d8d677a26c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばるす | 作成日時：2023年11月4日 0時
