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船に乗り始めてから、特に大きな事件もなく平和に一週間が経った。
今日の夜には、次の島に着くらしい。
A『お別れ…かぁ』
そう呟いてため息をつく私は、食堂のカウンター席で突っ伏している。
クルーの皆とは前よりもっと仲良くなれたし、
ローくんとも普通に話せるような関係になれた。
顔の良さにはまだ慣れないけど…
でも、平和で楽しい生活ももうおしまい。
A『降りたくないなぁぁ…1人で生きていける気がしないよぉ、、』
ロー「何1人でぼそぼそ言ってんだ」
A『わっ、ローさん！…お茶ですか？』
ロー「…あぁ。」
無理だよ〜と嘆いていると、ローくんが後ろから覗きこんできたようで至近距離で目が合う。
ねえこの人ほんと距離感バグ起こしてる！！！！
クルーとの結構距離も近めだけど、私に至っては反応を楽しまれてる気がする…！！
できるだけ反応しないようにはしてるけど、やっぱりあの顔はずるい。
そんなことを言っても顔は変わらないので、とりあえず
いつも決まった時間にお茶を要求するローくんにお茶を淹れてあげる。
ロー「…ん、やっぱり美味いな」
A『ふふ、ありがとうございます』
ロー「それなのに…勿体ねぇなァ……」
A『…何がです？』
ロー「せっかくいいコックになったってのに…」
そう言うとソファに座ったローくんは、私の手をさらりと撫でながら持ち上げる。
触り方えっっっっっっっっっt………！！？！！？！？！！？
今の私には目を逸らし口元を押さえて、ニヤケを我慢するのに精一杯。
そんな私を見上げて口元に弧を描くと、ほんと勿体ねェ………と呟く。
A『はー？？？イケメンですねこの野郎っ…』
私を見上げてくる顔が格好良すぎて思わず心の声がそのまま漏れ出す。
…やっべ！
ロー「あ？」
A『…な、なんでもないです〜！』
ロー「ふっ…聞こえてたぞ」
A『もーっ、忘れてください！！！』
最近心の声が漏れることが増えて来た…。
最初は流石に驚いていたローくんだがもう慣れたようで、
逆にわざと距離感を詰めて揶揄ってくるようになってしまった。
ロー「お前はもうそろそろ慣れろ」
A『む、無理ですよ！無茶言わないでください〜！！』
ロー「ふ……また夕食になったら呼べ」
そう言って私の頭を撫で、食堂を出ていくローくん。
最後まで揶揄われた…！
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ばるす(プロフ) - 不鬱さん» 不鬱さんありがとうございます〜（ ; ; ）マイペース更新ですがこれからもよろしくお願いします💓 (2月7日 17時) (
レス) id: 9816891e28 (このIDを非表示/違反報告)
不鬱(プロフ) - ゆっくりで全然いいので頑張ってください！ (2月6日 19時) (レス) @page44 id: d8d677a26c (このIDを非表示/違反報告)
ばるす(プロフ) - りぃるさん» りぃるさんコメントありがとうございます❕とっても励みになります〜！！少しずつですが更新して行くのでぜひこれからもよろしくお願いします！！ (2月5日 21時) (レス) @page44 id: 9816891e28 (このIDを非表示/違反報告)
りぃる(プロフ) - めっちゃ最高です…！ローと主ちゃんとの絡みが好きすぎて一生見返してます！！これからも更新頑張ってください！！ (1月24日 20時) (レス) @page43 id: ad13481ed5 (このIDを非表示/違反報告)
不鬱(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (12月26日 10時) (レス) @page43 id: d8d677a26c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばるす | 作成日時：2023年11月4日 0時
