歪みの国のアリス_two_【黒執事】

オナカニ ページ6

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『待った！！』


戦闘態勢に入る前に聞いておきたい事が１つある！！！



眼鏡「…なんですか」



『それはだな…』


(どうしよう…特に聞きたい事とかないんだよな…
とりあえず戦いたくない…)




『えーっと……
グレルはどこに行ったでんすか？？
さっきから全然見てないんで…』



眼鏡「……面倒事の処理についています」


『……王……ええと、王女自らで？』


眼鏡「ええ。ではもう良いですね」



ジャキッ



なんだかよくわからない、細長いハサミのようなものを構える眼鏡。


ど、どうしよ…
私戦闘能力ないよ…





眼鏡「嗚呼、私も言いたい事があります」



『えっあっはいなんですか』




なんとか時間稼ぎ…


眼鏡「私の名前は眼鏡ではない」





ざくっ




『……？？…………っ』




ウィル「私はこの赤の国の賢者、ウィリアム・T・スピアームズ。
舐めてかかるなど死を意味すると思ったほうが良い。」






なんかお腹に





『う、…あ？』




異物感が








『…あぁああああぁああ！！！！！』





穴が、あいた。




ウィル｢こちらの方が効率が良いのでね。
多少痛みはあるでしょうが死にはしないので安心して下さって結構ですよ。
＿＿＿貴女は大人しく捕まっていなさい。｣



ため息をつきながら、私から、
長いハサミのようなものを、引き抜いた



ずるり




『〜〜〜〜〜〜！！！！』



痛い、怖い、誰か、



(苦痛、恐怖、絶望)

(ああ、この眼鏡は怖い人だ)

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