身代りになったのにそれだけなんだな

知っても近寄るな！ ページ27

昼過ぎに監督生が廊下を歩いているのが見えて近づいた！




近くにトレイ先輩がいたけどそんなことは気にせず声をかけた




『っあ！監督生

この前は大丈夫だった？

てか、巻き込んじゃってごめんね

あの後フロイド達と仲直りできたから今後はない・・・と思う！！』




｢あぁ・・・はい

いえ、ビックリしただけで仲直りしたなら良かったですよ」



お互い苦笑いしながらあの日の事を話していった



『てか？あの時他にも話があったんじゃ』



｢き、気にしないでください！

また今度で大丈夫です」




そう言って監督生は行ってしまった



気にはなるが今度と言うんだし待つしかないだろう




こっちを見ていたトレイ先輩とは挨拶をして終わり話すことはしなかった




あの発言を聞いているから安易に話す気にならない




説明して理解してもらえるかわかんないのもある



私が気にしすぎてるだけと思われたら今後繰り返されるだろうし




他の皆も自身で理解してから行動してもらわないと




時折カリムと目が合うけどそれも無視




やり過ぎかなと考えてしまうがわかってもらいそんな気持ちで悶々としていたらあっという間に放課後になった



気持ちを静めるためにも寮に帰るかと廊下を足取り重く歩いていた



途中上機嫌なフロイドに捕まってしまいなし崩しに部活を見学することになってしまった




隅っこで見ててと降ろされたがただ見てるだけなのもとマネージャーさんの仕事を手伝った




主にフロイドに飴をあげたり？




ドリンクの準備とタオルの準備




フロイドにタオルやドリンクを渡してフロイドから許可が出たら他の人にもドリンクやタオルを渡してを繰り返した




他のマネージャーさんは記録に集中出来ると喜んでいてやって良かったと嬉しく思う




でもちょっとしか手伝ってないのにバテてしまった




座って休憩していたらエースに声をかけられて振り向いたけどいきなりフロイドに担がれてそのまま帰宅




『ねぇ？フロイド

エースが私に何か話しかけてきてたよね？』



｢気のせいじゃないぃ？

疲れたし帰ろっか」



『んー？わかった』



寮について一息つきたかったけど急遽ラウンジのヘルプを二時間もすることに
(フロイドは気分じゃないらしい)



私はヘトヘトになったけどジェイドからの賄いがでて晩御飯を四人で食べれた



そのまま就寝準備をフロイドとしてベットでフロイドと戯れながら過ごして眠れる



幸せな時間を過ごした

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