深紅の薔薇達と深海の者達に僕達は溺れる (ページ8)

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喧嘩ページ8

最近部屋に入った時に思う勘違いかな？から始まった違和感

何となく最近収集した薬草達がちょっとだけ減っていて

それは段々と強くなってきたら調合した品が駄目になっていた

多分ひっくり返したんだろう

勝手に持ってかれた怒りと犯人を知るために罠をかけた

場合によっては厳重注意で終わらしてとも考えてはいる

事情にもよるし

その日は夕方にしか採れない薬草があったから外出

良い感じで採取して帰宅

部屋を見たらエースとグリムが罠にかかってて捕まってる(笑)

ユウ君とディースが罠がはずせないとパニックになってる

『皆何してるんだ？』

皆ばつが悪いって顔してて

嗚呼・・・・犯人は彼らなんだなってわかった

『話してくれれば分けたりしたのになんのつもりだ？！

泥棒じゃんか！！』

｢ぶな！違うんだゾ！

ちょっと借りただけで・・・」

『なんだそれ？返すつもりもないのに？！？』

｢あの！ごめん！！

欲しいってお願いされたのがたまたまA君の部屋にあったからつい・・・・」

『ついで何度も持っていくの？

話もせずに勝手に持っていって対価も払わずに酷いもんだ・・・』

ジト目で話していたら逆切れしたエースが掴みかかってきた

｢良いじゃねーか趣味で集めてるんだろ？

対価とかどっかのオルタ寮の奴等かよ」

『趣味でもタダであやかったやつに言われたくない！！』

反省の色の見えない四人に俺は怒鳴って切れた

無理矢理部屋から追い出し努力を踏みにじられた気がして泣きながら眠ってしまった

次の日に事情をリドル先輩に説明して説教してもらった

罰で四人に首輪がついてもエースとグリムは文句をいっていて呆れた

移動中ににユウ君とグリムは謝ってきたけど理解はしてなくて・・・

部屋についた時に駄目になっていた調合品を見せて説明して部屋に籠った

言い訳しかしてこずに許してとか何言ってるんだと思った

事情を知ったクルーウィル先生に再度説教されて事の重大さをやっと理解したらしい四人は謝ってきたけど１週間無視することにした

俺の話もリドル先輩の説明も理解してなかったのかよと呆れすぎて疲れたからなのもある