深紅の薔薇達と深海の者達に僕達は溺れる (ページ12)

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お茶会で仲直りページ12

お茶会の日

鮮やかな薔薇の庭に俺は来た

周りを見渡しリドル先輩の所に行って

『ご招待誠にありがとうございます』

と頭を下げるとトレイ先輩に案内されて席についた

お茶会は少人数でするらしい

テーブルに並べられた紅茶にケーキどれても美味しくてゆっくり食べて楽しく過ごしていた

お茶会も終盤に差し掛かった辺りでリドル先輩から話があると言われる

リドル先輩を見つめると

｢さて、お茶会に招待した理由はおわかりかい？」

『薄々は・・・』

｢楽しく過ごしてくれていたのにすまない

しかしわかってもらいたい」

困った笑顔で告げる先輩は本当に優しい

『お手を煩わせてすみません』

頭を下げてエース達を睨んだ

｢んだよ！！！」

苛々しながら睨み返してきた

｢はぁ・・・・Aの怒りはもっともだ

しかし拗らすのもどうかと思う

おわかりかい？」

『ええ・・・・』

睨むのをやめて先輩達を見る

するとトレイ先輩が四人に何かを話して此方に来て四人は謝罪をして頭を下げてきた

『わかりました受け入れます』

ユウ君から順に握手をして仲直り

リドル先輩達は嬉しそうに俺達を見つめてる

余程心配だったのか安心した親のような顔だ

『まぁ？次同じことをしたら責任をとらせるんから

わかってるよね』

俺は笑ったつもりだが何故か怖かったらしい

四人は真っ青な顔で何度も頷いていた

その後はケイト先輩に写メられて仲直り記念をしてくれてスマホに画像を送ってくれた

帰ろうとしたらハーツラビュル寮でお泊まりをしようとなった

リドル先輩に許可をいただき

エース達の部屋で色々話した

修学旅行みたいで楽しかった♪

雑魚寝も楽しくて沢山笑い合って気が付いたら寝てて

次の日寝坊してしまった(汗)

程々にしないと駄目だね(笑)