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お祖父ちゃんに話したら三日後から道場に通うことにした
朝練と18時〜21時まで習うことにした
他の大人と同じ扱いだからボロボロになるが今の私には丁度良い
朝教室に着いて昨日の男子に謝罪した
男子も言い過ぎたと互いに謝罪する形でおさまった
友達には男子の言ったことに同意されて
１度鬱君と話し合ってみたらどうかと提案された
話したいけど鬱君から拒否されたら？
我儘言わないでと言われたら
面倒臭いと飽きられたら？
恐怖が私に絡み付いて鬱君に連絡したいって言葉がでない
私は友達になんて返せば良いのかわからない
友達の何かの叫び声とともに視界は暗転した
私は私が思っているより鬱君が好きになっていると初めて気がついた
嫌われたらどうしようと別れようと言われたらと考える度自分で選ばなきゃと思う
私は亡くなったお祖母ちゃんの残してくれた言葉が好きで気に入っていて
迷いが出たり不安になったら思い出す
"後悔無い選択なんて絶対無い
だから自分で選びなさい
第３者の選択を選んだら他者のせいにしちゃうでしょ？
自分の何かを信じなさい
神でも信念でも何でも良いのよ
言い訳に周りを引き合いに出したら貴方が貴方でなくなってしまう"
そう言われて納得した
それまで私はお母さんのせいにして言い訳してた
すぐ泣いた
自分の事を変えてくれたきっかけだった
目が覚めたらベットにいた
てことは保健室？
何してたっけ・・・・・
頭痛がする
ボーッとしてしまう
どうするか考えていたら誰かが入ってきた
｢せんせー？おらんのか？」
｢仕方ない自分達でやるか」
｢そう言や大先生の彼女さん倒れたんやろ？
大丈夫なんかな？」
｢みたいやな？
大先生は大丈夫だろって言ってたで？」
｢てかまだ続いてたんやな？
とっくに別れてるもんやと思った」
｢今は帰ってきた彼奴等といるけどもうしばらくしたら彼女さんとこ戻るんやって」
｢はあ？彼女さん心広いな
俺がそんなことされたら別れる」
｢確かにな」
何でも大丈夫ですますの？
私はなんなんだろ？
待つしかないのかな・・・・・
その日は早退した
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作者名：冬季柊 | 作成日時：2020年7月31日 1時
