私の努力は何時だって君に届かない (ページ4)

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あれから鬱君に関わろうとするのをやめた

私からの連絡もやめた

放課後までに帰りをどうするか聞きに行くのもやめた

友達にはかなり心配された

｢大丈夫？怒らないとなにもわかってもらえないよ？

出来ないなら私が言おうか？」

『大丈夫だって(笑)』

大丈夫ではないけれど我慢かなと思うんだ

｢そぉ言えばさ？約束ってなに？気になるから教えてよ！」

『夏休み前に手作りケーキを一緒に食べよって約束したの

今年から教えてもらってるから成果を見てもらう約束なんた♪』

｢料理出来るようになったのすごいよね

中々面倒だからやりたくないや」

頭を撫でられてしまい気恥ずかしさがくる

｢お家デートの時に渡すの？」

『何か学校に持ってきてほしいんだって？

小さいの作って家庭科室の冷蔵庫にいれておけるように話はつけた！！』

｢用意が良いね(笑)」

『先生にもあげる約束したからね

昨日渡したら美味しいって話してたから大丈夫♪』

皆でふざけて過ごして鬱君の事は気にしないでいた

レモンムースのタルトは美味しくできた

母親も褒めてくれて嬉しい

鬱君も褒めてくれるかな？