ある日常の話 ページ2
私の朝は早い
身支度を整えたら朝の散歩をする
ついでに山の木の実や山菜を採ってきて時期になったら魚を採る
ゾム様に朝御飯を用意して一緒に食べる
ゾム様は私の村を守ってくださる偉大なる神だ
だが少々寂しがり屋で一人で食べたくないと話してくださいました
何処にでも行けるが見てる者といたいと言われて私は幸せです
ゾム様は私が行く所についてきてくれます
昼食の時間まで村の畑を手伝い村の周りを見回ります
最近この村に訪れる方々が増えたので心配なんです
ほら・・・・
知らない輩が見てるでしょ？？
『お前誰？』
木上にいた方に声をかけるとビックリされてます
なにも言わないので近づくと
｢っは？いつの間に？」
真っ青な顔になって逃げようとします
｢僕はただ・・・此処で休憩を！！」
そばで見ていてくださったゾム様はニッコリと笑顔で相手に近づいてしまいました
【何を言ってるん？
ずーっと此処で見とったやないですか♪】
楽しそうなゾム様に安心しながら一緒にケタケタ笑うと相手は銃を出してしまいました
その瞬間彼はゾム様に殺されました
鮮やかな切口を見ながら私は彼に
『じゃぁ？さよなら
来世では無茶はなさらないでください』
血で穢れたゾム様は近くの湖で水浴び楽しそうなので私その間は狩に行きました
猪を一頭仕留めてゾム様に見せると焼き肉！と喜んでくださいます
村に帰り皆でお昼ご飯の準備をしました
大人達はお腹一杯になっても食べて貰い楽しく過ごせました
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作者名：冬季柊 | 作者ホームページ：http naru1
作成日時：2020年7月17日 15時
