兄弟が増えました (ページ16)

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初めてを俺達とページ16

秋の終わり冬の始めに私の誕生日がある

言ってないのに知っていたのか家に帰ったら小学生組に笑顔で話してきた

小学生組｢お誕生日おめでとう♪」

言われた私は一瞬真っ白になった

だがすぐ知られていると理解した

産まれてこの方親に言われたことがない

友達に聞いて誕生日とはどんなことをするのかを知ったぐらいだ

なので私は今固まって反応に困っている

すると小学生組が不思議な顔をしてて

私はそれを見てると罪悪感が高まっていく

このままでは駄目だと思い引かれてしまうかもと不安になったけど決意した

『あのね？・・・・わ、私誕生日にお祝いされた事ないから

・・・何て言えばわかんないんだ』

下を見ながら言ったが前を見れない

・・・・・・怖い

『まさか皆に言ってもらえるとは思わなくて』

私は嬉しいのかわからないけど泣いてしまうし座り込んでしまって小さい子みたいだ

かなり恥ずかしい

小学生組が私の頭を撫でてくるしお姉ちゃんなのに駄目な奴だ・・・・

小学生組に抱き締めらるたり慰められたりと

恥ずかしい所を見られてどうすれば良いのかわからなっていた

次に起きたときには四人でリビングに寝てたみたい

晩御飯だと起こされた時に言われて恥ずかしくてヤバイ

晩御飯は豪華だしプレゼントは沢山あるし

皆に抱き締められるし

家族でのイベントはスゴいんだと放心状態

コネさんがひたすら頭を撫でるんで困った

グルッペンさんとマンちゃんがイベント事は何がしたいか大暴走で聞いてくるし

私より周りが凄いです

皆でご飯を食べて！

沢山のプレゼントを開けて感動しながら服や人形のお礼を言うが更に誉めたり撫でたりと甘やかす

蜂蜜みたいで幸せで怖い・・・・

何かが溶けて広がる感じが怖くて不安になる

逃げたくなるような

表現しきれない感情

それでも今の幸せをくれる皆に出来うる感謝を

『皆さんありがとうございます！』

嬉しくて嬉しくて多分笑顔で言えた・・はず！