【呪術廻戦】このくそったれ呪術界に爆焔を！【男主】

爆裂と身長 ページ8

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「オラオラ後輩ども。先輩様が来てやったぞ！ 崇め讃え何か菓子を持ってるなら献上しやがれっ！！」





何故か俺の肩をぽんぽんしたりする二人に俺が戸惑っていると、突然教室の扉が乱暴に開かれる。嗚呼、こんな感じで入ってきたらそりゃ驚くよな。と入られた側の気持ちを理解した。





乱暴に教室に入ってきた先輩様。もとい＿＿五条悟先輩は、黒板に書かれた家系図と文字に首を傾げつつ、肩ぽんされている俺をサングラスをズラして見ると鼻で笑った。





「はっ、術式しか取り柄のない年中無休の中二病の紅魔族が後輩になったと聞いて来て見れば……お前、爆裂呪術とか終わってんな。雑魚以下じゃねぇか」





「なっ……同級生を悪くいうのはやめてくださいっ！」





「……会って早々、なんですか貴方」





灰原と七海が俺を庇うようにして前に立つが、五条悟先輩が「一般家庭出身の甘ちゃんは引っ込んでろ」と二人を退かして俺を見下し、睨んでくる。





マゾヒストの方には大歓迎な冷たい眼差しだが、実家で慣れてる俺には背の高さマウントをとってるようにしか感じられない。





身長190cm超えめ……こちとらセノビックを一時期毎日飲んでたのに背が伸びなかったんだぞ。あぁ？ 喧嘩売ってるのか？





売られた喧嘩は買うのが紅魔族だ。もし本当に背で喧嘩を売っているのなら、俺は即買いせねばならない。





俺がそう思いながら睨み返すと、五条悟先輩は「はっ」とまたも鼻で笑った。そして俺を見下した状態のまま口を開く。





……本当に身長高いな。分けてくれねぇかな、20cmくらい。





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