【呪術廻戦】このくそったれ呪術界に爆焔を！【男主】

爆裂と笑い ページ21

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荷解きを終えた後。教室へと戻った俺らに三つ並んだ机にそれぞれ置いてあるプリントが目に入った。





内容は五条悟先輩が乱入しなければ今頃受けていたはずの入学説明とその他多数。





そしてプリントの隅にその説明をするはずだった人からの手書きメッセージ。





すまない。俺は馬鹿の指導や後始末で忙しい。詳しいことは二年に聞いてくれ。





苦労が滲み出るそのメッセージを読んだ後。俺らは顔を見合わせる。





そして、三人共同じことを考えたことをアイコンタクトで理解した。





＿＿本当に、お疲れ様です夜蛾先生。





＊





「＿＿というわけで、先輩たちのところへ来ました」





俺は夏油先輩と家入先輩に軽く頭を下げると、顔の前に片手を置き、マントを翻す。





灰原と七海は俺の動作を見て「またか」と思ったようだ。俺はそんな視線を無視して名乗りを上げる。





「我が名はA！ 紅魔の一族にして爆裂呪術を扱いし者……そして、汝らの後輩となりし者……！」





お決まりの紅魔流の自己紹介(ボケ)をした後、ぽかんとして固まっている先輩たちに向かってピシッと気をつけをし「これからよろしくお願いします」と俺は頭を下げた。





「「ぶふっ」」





すると先輩たちは同時に吹き出し、今は腹を抱えて腹筋が崩壊する勢いで笑う。確かにボケたが、ここまで笑われるとなんだか恥ずかしい。





「ひぃぃっ！！ なんであんな挨拶のあと平然と頭下げられんの？ ま、真顔がじわじわきてっ……あはははっ！！」




「こ、紅魔族ってのは聞いていた以上に…くくっ……お、面白いんだnぶっほおっ！！」





ねぇ、ちょっと笑いすぎじゃない？ 笑いのツボが浅いの？ 壺じゃなくて平皿なみの浅さなの？





「なぁ……七海、灰原。俺はそんなに滑稽だったか？」




「そんなんじゃないよ！ ただ、なんかすっごい独特でビックリするだけだよ！」





「……ただ、少し頭のイカれてる性格なのだなとしか思いませんよ」





うん。それフォローになってないよ、特に七海。





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半ばどうせ誰も……と思っていた呪具の名前募集に二人も来てくれました！！ ありがとうございます！！


まだ名前は募集してるので、しょうがねぇなって方は名前を考えてくれると嬉しいです。

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