【呪術廻戦】このくそったれ呪術界に爆焔を！【男主】

爆裂と転生 ページ1

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たった一瞬の暗転。





「けほっ……嗚呼、起きちゃった？」





気がつくと俺は布団に横たわっており、突如として黒髪赤目の美人が俺の顔を覗き込んだ。





普通にビビった。いくら美人でも状況が掴めない時に出てこられたら驚いてしまうのは仕方がないと言えよう。




俺は喋ろうとして口を開くが、出てきた言葉は「あう」やら「いぁ」やら母音ばっかり。え？ 俺喋れなくなったの？？





「私の咳で起きたのかしら。それだとしたらごめんなさいね……私に似て、病弱にならないといいのだけれど」





黒髪赤目美人は俺の頭を優しく撫で「ミルクを持ってくるわね」と、襖を開けて何処かへ行ってしまった。





未だ混乱する頭で辺りを見渡してみると、一枚の全身が映るサイズの大きい鏡が置いてあったので自分の姿を確認することができた。





うっっっそだろ。俺、APTX4869とか飲まされたっけ！？ 見た目は子供、頭脳は大人状態になってるだとぉぉぉ！？





まぁ、テンプレというか……薄々勘づいていたが、俺は赤ん坊になっていた。トラックに轢かれた訳でもないし、通り魔に刺されたわけでもないのだが転生してしまったようだ。





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