夢の先【爆豪勝己】 (ページ7)

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一一一放課後

『出久！』

緑「あ、Aちゃん

どうかした？」

『さっき先生が言ってたけど、これから職員室行かなきゃいけないから先に帰ってていいよ』

緑「うん、そうだと思ってたよ」

『私なんかしたかなぁ…

なんか職員室に呼び出されるって悪いことしてないってわかってても嫌だよ…』

緑「あはは！確かにそうだね！

でもこの時期だし進路の話とかなんじゃないのかな？」

『そうだといいなぁ…』

出久と話してると落ち着くなぁ

話し方もほんわかしてて癒やされる

出久に話を聞いてもらうと元気が出てくる

そんな感じ

かっちゃんとは大違いだな…

『あっ！もうこんな時間！

じゃあ行くね！

また明日！！』

出久に手をふって教室から出ていこうとすると

出久も笑いながら手をふりかえしてくれた

『(早く終わりますように)』

そんなことを考えながら急ぎ足で職員室に向かう

一一一職員室

『失礼しまーす…』

恐る恐る職員室に入ると

なんかすごい先生方の視線を感じる

『(ほんと何…)』

先「おぉー！癒志！来たな！

こっちだ！」

そういう担任の方を見ると

職員室の一角にあるテーブルとソファーのところに通された

なぜか担任の横には校長先生

『(校長まで…)』

いろんな悪いことが頭の中でぐるぐるしてる

どうしよう…

なに…

そんなことばかり考えていたら担任が口を開く

先「お前に推薦状が届いてる！！」

『……えっ？

推薦…？

勉強も運動も普通の私に？』

先「あぁ！しかも特別推薦枠！」

『はぁ…』

先「しかも、あの雄英高校からだぞ！」

………

……

『はぁぁぁ？！』

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