39 ページ39
.
そして門を出ようとしたとき
緑「かっちゃん！！Aちゃん！！」
爆「ああ？」
名前を呼ばれて立ち止まり振り返ると振り返ると走ってきたであろう出久がいた
『…出久？』
緑「これだけは君たちに言わなきゃいけないと思って…
人から授かった個性なんだ」
『…？！？』
緑「誰からは絶対言えない！言わない…
でも…コミックみたいな話だけど本当で…
おまけにろくに扱えもしなくて、全然モノに出来てない状態の借り物で…
だから…使わず君に勝とうとした！
けど結局勝てなくてソレに頼った！
僕はまだまだで…
だから
いつかちゃんと自分のモノにして、僕の力で君を超えるよ」
………えっ？
かっちゃんの方を見ても、ものすごく変な顔して固まっていた
爆「何だそりゃ…借りモノ…？わけわかんねぇ事言って…
これ以上コケにしてどうするつもりだ…なあ？！
だからなんだ！？
今日…俺はてめぇに負けた！
そんだけだろ！そんだけ…
氷のやつ見て敵わねぇんじゃって思っちまった…
クソ！！
ポニーテールの奴の言うことに納得しちまった…
クソが！クッソ！
なぁ！てめぇもだデク！！
こっからだ！俺は！
俺はここで一番になってやる！」
ここまで弱音をはいたのは初めてかもしれない
少しだけど泣いているかっちゃんを見るのは初めてかもしれない
それでも上を目指しているかっちゃんでよかったと思った
そしてオールマイトも来て話されていたけど、かっちゃんなりに立ち直っているのがわかった
今日だけ…
今日だけだから…
そう思い、少し前を歩いているかっちゃんの隣に行き手を握った
爆「？！」
かっちゃんは驚いてこっちを見てきたけど
『…今日だけ』
そういうと少しだけ握り返してくれた気がした
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちぃ(プロフ) - 赤砂晋助さん» 訂正しました！ありがとうございます！ (2019年7月19日 22時) (
レス) id: 409c3c0e9d (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 誤字でかっちゃんがかったゃんになってました (2019年7月6日 22時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちぃ | 作成日時：2019年6月21日 17時
