夢の先【爆豪勝己】 (ページ36)

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出久のチームとかっちゃんのチームの戦闘訓練が始まった

モニター室は映像だけで音声は聞こえないから2人がどんな会話をしているかわからないけど

『…あっ！』

「「いきなり奇襲！！」」

しかし出久はかっちゃんの攻撃を避け
かっちゃんを投げ飛ばした

『！！！』

かっちゃんが誰かに…ましてや出久に投げ飛ばされるなんて…

そこからお茶子ちゃんは一人でどこかへ向かっていく
きっと核兵器を探しに行ったのだろう…

出久は身を隠していたが、かっちゃんに見つかってしまった

そしてかっちゃんは腕につけているものを出久に向けた

オ「爆豪少年ストップだ！殺す気か！」

『…ちょｯ！』

しかしオールマイトの言葉も聞かずにかっちゃんは出久に向かって大爆発を起こした

『…ｯ』

オ「爆豪少年
次それ撃ったら…強制終了で君らの負けとする
屋内戦において大規模な攻撃は守るべき牙城の損壊を招く！
ヒーローとしてはもちろん敵としても愚策だそれは！
大幅減点だからな！」

オールマイトの言葉を聞いて悔しがるかっちゃんは出久に向かっていったが、かっちゃんの攻撃は見入ってしまうほどだった

『(…初めての戦闘訓練であんなにも個性を使いこなすなんて…さすがだな…)』

かっちゃんの一方的な攻撃を受けた出久だったけど、窓際に移動したと思ったらお互いが何かを言い合って向かっていく

『…ｯ先生！これ以上はｯ！』

切「先生！やばそうだってコレ！先生！」

オ「双方…中止…

！！」

止めに入ったはずのオールマイトの異変に気づきモニターを見ると出久はあの超パワーを天井に向かって打っていた

『ｯ？！？』

そしてその衝撃はお茶子ちゃんの階まで届いており、お茶子ちゃんは核の回収に成功していた

オ「ヒーロー…

ヒーローチームＷＩーーーＮ！！

さぁ癒志少女、仕事だ」

2人の元へ行くと立ち尽くすかっちゃんとボロボロになって倒れている出久がいた…

かっちゃん…

立ち尽くしたまま、どんどん息の上がっていくかっちゃんの片腕を両手で掴んだ

するとかっちゃんはハッとしこちらを向いた

『…お疲れ様

もしどこかケガしてたら保健室来てね』

それだけかっちゃんに伝え、ハンソーロボで運ばれていく出久と一緒に保健室へ向かった

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