夢の先【爆豪勝己】 (ページ35)

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？「なになに？

…おっ…癒志なんかすげーな！女医って感じ！
目のやり場に困るぜ！」

『…あ…えっと…』

切「あっ！俺は切島鋭児郎！よろしくな！」

『あっよろしくね！』

爆「おい！クソ髪！ジロジロ見てんじゃねーよ！あと付いてくんな！！」

切「なんだよー！ちょっと見たくらいで男らしくねーな！」

爆「うっせぇｯ！！」

そう言ってかっちゃんは先に歩き出して行ってしまい、切島くんは追いかけて行った

『もぉ…なんなのぉ…あんな怒んなくてもいいのに…』

麗「きっと心配してるだけだと思うよ？」

『…そうだといいけど…』

そして生徒全員がグラウンドに集合した

私はお茶子ちゃんと一緒にかっちゃんの少し後ろ

『(…なんであんなに怒ったんだろ…足出てるから…？
いや…でも友達が見ただけで怒るって…
あれじゃまるでかっちゃんの彼ジョ……ってなに考えてるんだ私ｯ！ただ幼馴染だからお兄ちゃん心みたいな感じで…ｯ!)』

自分で恥ずかしい考えをしたことに動揺を隠しきれなかった私は顔を赤くしながら両手で顔の火照りを冷ましていた

麗「…あれ？Aちゃんどうしたん？何か顔赤いけど」

『えっ？ううん！大丈夫！何でもないよ！

(あぁーもう授業に集中しなきゃｯ)』

オ「君らにはこれから敵組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう！

癒志少女はモニターで観察だ！戦闘訓練になるとケガ人も多数出ることが予測されるから準備はしといてくれよな」

『はい！』

オ「さぁクジ引きでペアも決まったところで…
続いて最初の対戦相手はこいつらだ！！

Aコンビがヒーロー！Dコンビが敵だ！」

『「「？！？！？！」」』

かっちゃんと出久が…

オ「敵チームは先に入ってセッティングを！
5分後にヒーローチームが潜入でスタートする

他の皆はモニターで観察するぞ！」

そうしてAチーム、Dチームを残してみんなはモニター室へと移動する

かっちゃんの出久に対する態度は昔からひどかったけど、入学してから…

あのソフトボール投げを見てからあきらかにひどくなっている…

たぶんかっちゃんも思ったんだろう…

「隠していたのでは」

「嘘をついていたのでは」

どんな戦闘訓練になるかわからないけど
かっちゃんは間違いなく出久を狙っていくはず…

『(…大丈夫かな…)』

そして…

オ「屋内対人戦闘訓練開始！！」

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