14 爆豪side ページ14
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「おまえさァ幼馴染みなんじゃねえの？」
「さすがに今日のはやりすぎ」
爆「俺の道にいたのが悪い
いつまでも夢見心地のバカはよぉ…見てて腹が立つ」
ﾁｯ
胸糞悪い
無個性のあいつが俺と同じ雄英？
百歩譲ってAならまだ許せるとしても
よりによってクソデクかよ…
別に理由なんざねーが
あいつらが毎日毎日一緒にいることにも腹が立つ…
デクと一緒にいることがなくなってから
Aとも過ごす時間が減っていった
Aは俺の方に来るだろうと思っていたけど
Aが選んだのはデクの方だった
理由はわかってる
デクが一人にならないように
あいつはそういうやつだから
わかってはいたけど
爆「ﾁｯ胸くそわりーな(ﾎﾞｿｯ)」
「お…おい！！」
？？！
一一一
一一
一
爆「…ｯ」
いきなり現れた敵に捕まってからどれくらい経っただろうか
個性で抵抗してもコイツには効かないらしい
息も苦しくなってきた…
ほんとに俺はこんなところで…
こんなクソみたいな敵にやられるのか…?
"『かっちゃん！(ﾆｺ』"
爆「……ｯ!」
なぜか笑顔で俺の名前を呼ぶAの顔が浮かんだ
A……
ｸｿｯ
爆「(…こんなドブ男にぃい
俺が呑まれるかぁぁぁぁあ！！)」
お前の顔が浮かんだときに
こんなとこで終わってたまるかって思ったんだ
こんな状況なのに
俺は気づいちまった
俺はお前が好きだ
お前に何も伝えてないのに…
お前のことを誰よりも守ってやらなきゃいけねーのに…
この気持ちに気付かされるきっかけがドブ男ってのが気に食わねーが…
そんなことを考えながら
必死に抵抗してたんだ…
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ちぃ(プロフ) - 赤砂晋助さん» 訂正しました！ありがとうございます！ (2019年7月19日 22時) (
レス) id: 409c3c0e9d (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 誤字でかっちゃんがかったゃんになってました (2019年7月6日 22時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃ | 作成日時：2019年6月21日 17時
