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優しくベッドへと下ろされ
その上に跨る爆豪
久しぶりに掴まった爆豪の赤く鋭い瞳に
心臓の音が加速するのを感じる
爆｢俺の女になれや｣
グッと距離を縮められ、低く響く声で私に言う
貴｢……私たち…上手くやれるかな
また傷つけちゃうかもしれない｣
爆｢やれるかどうかじゃなくてやるんだわ
傷くらい上等だ｣
貴｢でも、私爆豪の言うとり我儘だし…｣
爆｢ごちゃごちゃ言ってんじゃねェ
てめぇの我儘聞けんのは俺だけだろ｣
そんな言葉におさまっていたはずの涙がまた溢れる
爆｢つーか、勝己って呼べや｣
貴｢うぅ……勝己……｣
頬を流れる雫をそっと拭い、頑丈で大きな体が私を包み込む
ニトロのような彼の甘い香りに満たされて、緊張が解けていく
爆｢なんかあったらそーやって俺の前で泣け
話も聞いてやるし、その泣きっ面も拭いてやる｣
貴｢っうん｣
ゆっくりと体を起こした勝己は、涙で滲んだ私の瞳と視線を絡める
爆｢A｣
そう私の名前を呼ぶ彼の声も表情も全部が愛おしくて
溜まった涙がもう一度頬を伝う
爆｢好きだ｣
聞きたかったその言葉に｢私も｣と返すと
さっきとはぜんぜん違う、優しいキスを落とした
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桜羽(プロフ) - 桜木なおさん» コメント誠にありがとうございます。2.3.4とありますのでよろしければ是非、そちらもお読みいただけると幸いです。 (2022年7月28日 22時) (
レス) id: 1960f228ce (このIDを非表示/違反報告)
桜木なお - 面白いです！！！ (2022年7月22日 21時) (レス) @page34 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜羽 | 作成日時：2022年4月17日 16時
