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床に押さえつけられた手にグッと力が入り
その距離が縮まる
まるで貪るようなキスで口内を犯 され
あの人とは感じることのなかった快楽に溺れてクラクラする
貴｢っン……はぁ…｣
離された唇から酸素を吸い込み呼吸を整える
視線を上げ、彼を睨んでやると心底嬉しそうな顔で悪戯に笑う
爆｢俺を選ぶ覚悟はできたか？Aせんぱい、｣
体を起こして、自身の着ていたワイシャツのボタンを一つずつ外す、その姿でさえ様になっていて
鍛えられた胸元が顕になれば、先程のキスで上がった体温はさらに熱を増していく
再び距離を縮める彼は満足気で
きっと私は物欲しそうな蕩けきった顔をしているのだろうと実感する
膝丈のスカートの中へその骨ばった大きな手が侵入してくる
正直もう彼を突き返すような理性なんて残っていなかった
鼻先が触れるその距離まできた時に
最後の言葉を紡ぐ
貴｢……後悔しても知らないわよ｣
その言葉に彼はクッと鼻で笑い
爆｢てめぇが俺を選ばなかったこと、後悔させてやんよ｣
浮いた腰をグイッと引き寄せられ、
それに応えるように彼の肩へと腕をまわせば
角度を変えて深いキスを何度も絡める
いやらしい水音と熱く籠った吐息を耳に、甘い夜へと溺れていった
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桜羽(プロフ) - 桜木なおさん» コメント誠にありがとうございます。2.3.4とありますのでよろしければ是非、そちらもお読みいただけると幸いです。 (2022年7月28日 22時) (
レス) id: 1960f228ce (このIDを非表示/違反報告)
桜木なお - 面白いです！！！ (2022年7月22日 21時) (レス) @page34 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜羽 | 作成日時：2022年4月17日 16時
