個性事故 ページ3
「かぁつきせんぱぁ！？！？」
いつもどうり
爆豪先輩もとい勝己先輩を裏庭に呼び出し
裏庭に向かっていたらなんと勝己先輩が2人いるではないか！
いや、よく見ると背格好が違うか……
「勝己先輩……それは……？」
勝己(小)「チッ……個性事故だわ！」
個性事故……勝己先輩が……
「意外……どんな個性だったんですか？」
爆豪(大)「成人した自分が現れる個性だわそれぐれぇ分かんだろ」
大きい方の勝己先輩が言った。
えじゃあ、大きい方の勝己先輩は20歳の勝己先輩ということか
「未来の話とか聞きたいです！！」
爆豪(大)「教えねぇ」
「えぇ……勝己先輩の意地悪」
「「おいテメェ、それどっちに言ってやがる」」
「あ、そっか……なんて呼べばいいでしょうか」
爆豪先輩？
いや、それだと勝己先輩も実質爆豪先輩だからなぁ
爆豪(大)「『勝己さん』でいいだろ」
「えっ……」
いや、勝己さんってなんかなんか………
奥さんと旦那さんって感じ……！！
なんか、緊張する……
「じ、じゃあ。か、勝己……さん」
爆豪(大)「ン」
そう言うと勝己さんは私の頭をわしゃわしゃと撫でた。
幸せ……
「んへへ」
勝己(小)「テメェ、他の奴に色目使ってんじゃねぇ」
「え？いや色目なんて……」
爆豪(大)「ハッ！ガキが」
……目の前が真っ暗になった。
勝己さんにハグされている状態だからだ。
ナァンデ？！？
「ちょっ……勝己さん……？」
勝己(小)「テメッ……！」
爆豪(大)「どうせガキだからこんなキスもまだなんだろ」
「ん……」
キスされた。
いや、でも普通じゃないか？
そう思っていたのが間違いだったようだ。
ぬるりと何かが入ってきた。
「ん！？」
息が漏れてしまう。
止めたいのに、止められない。
「か……つきさ、ん……んぅ」
心拍数が上がり、身体中が熱くなる。
頭がぼうっとする。
勝己(小)「おい、テメェ！何しやがんだ！！」
唇が離れた。
よ、よかった……
爆豪(大)「ハッ！雑魚が」
やばい、なんかピリピリしとる……
続く
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作者名：そおだぁ | 作成日時：2022年3月23日 9時
