俺が彼奴に惚れた理由~心操side~(作者がなんとなく書きたくなった) ページ45
〜心操side〜
実況を聞いてる限り、Aは1位らしい。流石だな……
言ってしまうと、俺はAが好きだ。もちろん1人の女として。
今思えば、小学校の時、彼奴には"仲のいい友達"としか認定されてなかったのかもしれない。
少しでも男として見てもらいたくて、卒業式の時に思いきって頬にキスをしてみた。
恥ずかしがって顔を赤く染めていたものの、それは一瞬ですぐに元に戻った。
それプラス、「そんなの私じゃなかったら惚れる」という発言。
その発言に一、二ヶ月ほど落ちこんでいたのはよく覚えている。
そう言えば、俺が惚れたのはなんでだったけな……
彼奴の第一印象は"綺麗ですぐに壊れそうな奴"だった。風になびく綺麗な白髪に水色の大きい目。
小さな声でポツリポツリと喋るその姿は少し傷つけただけで壊れそうだった。
だけど一緒に過ごしてみると無気力でめんどくさがり屋。姿とは正反対だ。
だけど彼奴には人を惹きつける力がある。言動、行動、全てが人を惹きつけた。
1年の時の自己紹介。内容は名前、好きなもの、そして"個性"。
俺が自己紹介した時、小学校でも"敵向きの個性だ"と言われた。やっぱりそうなんだ、と落ちこんでいた。
だけど次の瞬間、教室にAの透き通るような綺麗な声が響いた。
"『わたしはそうおもわないけど……』"
"『……だって……せんのうって……ヴィランをせんのうしちゃえば……ひがいをさいしょうげんにできるし………』"
"『わたしは……ヒーローむきのこせい……だとおもう……』"
初めて言われた言葉。"敵向きの個性"じゃなくて"ヒーロー向きの個性"という言葉。
Aの声色は優しくて、暖かくて、真っ直ぐな声色。
"此奴は嘘をついてない"
"本当に思っているんだ"
涙がでそうになるのをグッ、と抑える。俺はAにありがとう、とお礼を言った。するとAは
"『……おもったこといっただけ……それと……人使がきずついてるのがいやだった…から……ね？』"
そう言って少し恥ずかしそうにはにかんで笑うA。その姿にまるで心臓に矢が突き刺さったような衝撃を受けた。
_______それが俺が彼奴に惚れた理由
ん？"範太が私に惚れた理由"？後々書くってさ！というか範太私に惚れてたの！？→←妖精？天使？いや私は女神様(ﾄﾞﾔｧ)←
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月輝(プロフ) - まろまろさん» そーなんですね！ありがとうございます！ (2021年8月22日 1時) (
レス) id: 75e523f7f2 (このIDを非表示/違反報告)
まろまろ(プロフ) - 月輝さん» 作者様同じ方みたいですよ。というかもう来られてないのでは…？ (2021年8月22日 1時) (レス) id: b7b0607f35 (このIDを非表示/違反報告)
月輝(プロフ) - 急に失礼します。この小説の設定が、「個性のせいで猫系美少女になったらヴィランに誘拐されました。【ヒロアカ】」という小説の設定と同じなんですが、パクられとか大丈夫ですか？ (2021年8月22日 1時) (レス) id: 75e523f7f2 (このIDを非表示/違反報告)
キサキ(プロフ) - ばいって方言は長崎にもあるかもですが、博多弁でもありますよ！ (2019年8月1日 16時) (レス) id: 0d8be29d21 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - めちゃくちゃ面白いかったばい！私は長崎の人なんで長崎の方言好きって言ってくれるのがめちゃくちゃ嬉しかったです！ありがたい。好いとーよ (2019年7月29日 0時) (レス) id: 8bd8be26ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kakuチョコ | 作成日時：2019年7月3日 14時
