私が山田家だという勘違いが止まりそうもないんだが？【ヒプノシスマイク】

勘違い100 ページ7

Aside



恐怖のお泊まりから暫くたったある日、無花果姉さんに呼び出され行ってみれば各ディビジョン勢揃いのライブハウスに到着した。



『何故？』

無花果｢お前は自分の事を伝えるために音楽の道に進んでいるだろ？ヒプノシスマイクを試そうと思ってな｣


ヒプノシスマイク？
それこそなんでだ。
私は音楽の仕事にヒプノシスマイクを持ち込む予定はない。



いい思い出はあんまないしそんなもの使ったら、私の曲が人に聞いて貰えるようになっても、ヒプノシスマイクのおかげという事になってしまうではないか。


護身用だったり、力試しだったり…とにかくヒプノシスマイクは日常でしか使わない。


『というかそもそも精神攻撃する相手がいないじやん？』


無花果｢ヒプノシスマイクは精神に作用すると言うだけで攻撃が主ではない。野蛮な男が使うから争いになるだけだ。｣


『私も争いに使ったことがあるのだけれど…姉さん男女差別良くないよ』


無花果｢差別ではなく判別だ。いいからマイクをとうして歌ってみろ。自分の思いを伝える事をイメージしろ。歌、作ってあるんだろう？｣



何故知っているのか。

まあ試してみなくては。これからの自分を決めるのに大切だろうし。いいことも、やな事も体験は大事だ。


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ついに100話到達!!読者の皆さんのおかげです!!ありがとうございます!!

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