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日常編 第九話 ページ11
「山相山相ィ！」
「！？」
唐突に妙なことを口走った云和麗に、全員が飛び上がるほど驚いた。
教室に入ってきたマイクも、勿論それに数えられる。
御乱心の云和麗の頭を抱き締め、織田作は半分訳もわからず云和麗を宥めた。
若干云和麗の言い放った言葉の意味が分かった緑谷は、誰にも分かりませんように、と願った。
しかしその願いも虚しく、桜にはきっちりかっちりその意味は理解出来た。
そして対抗するかのように、相山も悪くないよ？ と更に場を混乱させる台詞を吐いた。
最早
特別推薦枠の二人は謎のcp名を叫び、侵入者三人はGPSがどうのこうので揉め、その他生徒達は状況をツーテンポ遅れて把握するのに手一杯。
先生方も同じで、つい先程侵入者の様子を見る為に駆けつけたマイクも、この場の
「…………彼岸廼、新しいスカートを自宅に送っておく」
辛うじてそれだけ言った相澤は、もう耐えきれないとマイクに凭れ掛かった。
扨、此処で問いたい。
プレゼント·マイクも、相澤その人も、中々の美形である。
相澤の無精髭等は、見ないふりをして頂きたいが。
この二人のツーショットに、殆どの女子が不意打ちを喰らって悶絶した。
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メヲナ
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作者名：新マカロニ | 作成日時：2019年5月25日 20時
