34話 ページ36
貴方side
涙がでる。私の事を玩具でしか思ってたなかったジミン君が私の事を好きって言ってくれた。それが嬉しくて、嬉しくて…
『好き…好きだよ
嗚呼…ｯ…ジミっ…くん』
泣き崩れながら何度も｢好き｣、｢ジミン君｣と繰り返す。その度に彼は私に優しい声で｢僕もだよ｣、｢好きだよ｣と繰り返し言ってくれる。落ち着くまで何度も
涙が止まり、落ち着きを取り戻す。大人になったのにこんな公共の場で大泣きして恥ずかしい。彼は優しく水を渡す。その水を半分ぐらい飲み干し、溜息をつき呼吸を落ち着かせた。
｢ねぇ…Aちゃん｣
優しかった声が一気に変わった。
ジミン君を見るととても真剣な顔をしていて、何か重要な事を私に伝えようとしてくれる。そして、彼はこういった。
｢…今度は頬じゃなくて
唇に、キスしても…いい？｣
『え』
思考が停止した瞬間、私の唇が奪われる。それは長くて熱く、今まで1番幸せのキスだった。
離れた時に出たと温かい吐息が私達の空気を変える。甘い雰囲気が私達の周りにまとわりついてくる。
『…ふふっ
キスだけでこんなに幸せなの初めて』
｢当たり前だよ
このキスは真実のキスだからね、他とは格が違う｣
『調子のいいこと言っちゃってさぁ…』
そう言い終わると、沈黙が訪れる。そして互いの目と目が合い、吸い込まれていく。自然に距離が縮まり、近づいていく。距離はどんどん縮まり、額と額が合わさる。視界は彼しか見えなくなり、鼻が合わさったりする。
｢Aちゃん｣
『ジミン君』
そしてまた、私達はキスをした
『私、ジミン君の裏が知れて良かったかも』
｢結局は裏の裏だったけどね｣
『裏の裏って、、結局表じゃん』
｢それぐらい僕の事を知れたってことだよ｣
そう、これが
ジミン君の裏の顔。
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ちむたん - 完結おめでとうございます！最後はハッピーエンドで終わってよかったです！卒業されるのは寂しいですが最後まで応援します！！ (2020年5月4日 4時) (
レス) id: eb6521bf0d (このIDを非表示/違反報告)
チムチム - ジミナ///グガー///// (2020年2月11日 12時) (レス) id: ad6e6d10f3 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - ジミたん///ニヤけちゃいます/// (2020年1月12日 22時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
民主ガ(プロフ) - ミアさん» コメントありがとうございます。このようなお言葉、私には勿体ないぐらいのお言葉です。本当に嬉しいです。これからも是非お楽しみ頂けたらと。。 (2019年12月29日 13時) (レス) id: 2978536d78 (このIDを非表示/違反報告)
民主ガ(プロフ) - Pちゃん（）さん» いつもコメントありがとうございます。楽しんで下さり、私も嬉しいです。これからも温かい目で見てくださればと思っています (2019年12月29日 13時) (レス) id: 2978536d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：民主ガ | 作成日時：2019年12月12日 22時
