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第35話 兄妹喧嘩 ページ39

轟side

拳の力も、火力も強くなっている

舐めてる訳ねぇだろ・・・お前の強さは俺が一番知ってる

「・・・炎はまだ使えねぇ。俺にはまだやらなきゃならねぇ事がある・・・」

『ふぅん・・・お母さんのこと?』

「あぁ」

Aは無表情だ。どこかたまらなそうな表情にも見える

「後はお前との約束もだ」

ここでAは目を少し見開いた

「お前・・・本当にヒーローになりたくないねぇのか?」

思い出した、忘れていた妹との昔の約束

あれだけ眩しい笑顔を浮かべていたハズなのに

いくら親父が憎くてもそんな簡単に忘れられる訳ねぇだろ・・・

『・・・っさいな』

呟いたAは間違いなく怒っている

だから攻撃の線が分かりやすくなっている

“C組轟の攻撃を避け始めたA組轟!形勢逆転出来るのか!?”

“どうだろうな・・・轟妹の操る炎と轟の使う氷結は相性が悪すぎる・・・今のままじゃ勝てねぇな・・・まぁ轟が炎を使えば分からねぇな”

相澤先生の言う通り、今のままじゃAに勝てねぇ

かといって炎はまだ・・・・・・

『分かんないよ分からない。焦凍には分からない』

Aと取っ組み合いになって真っ直ぐ顔を見合わせることになる

『私に浄火が発現して、お母さんに避けられるようになって、焦凍が親父を憎んで炎を使わなくなって、親父は焦凍しか見なくなって失敗作はほったらかしにして

・・・・・・いいな、ヒーローカッコいいよ。私もああなりたい。

けどさ、個性を使おうとする度に親父の顔が頭ん中ちらついて鏡見る度に私はアイツの娘なんだなって痛感する。怖いだけ、逃げただけ

私の炎がいつか誰かを傷付ける気がして怖くて

捨てるしか無かったんだよ』

苦しそうに悲しそうに呟くA

右脇腹に熱した鉛を押し付けられたような感覚がする。Aが蹴ったのか

『もう・・・いい、使ってくれないならもういい・・・終わらす』

Aはそう呟いて俺から距離を取って巨大な炎を生み出した

それは槍を持った5辰らいの巨人を形作る

『“炎の巨神”』

第36話 青い炎→←第34話 バトル



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こしあん派 - 壮さん» ありがとうございます!これからもバンバン更新します! (6月11日 8時) (レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
- この作品大好きです!応援してます! (6月10日 23時) (レス) id: e0b5d820e2 (このIDを非表示/違反報告)
こしあん派 - こんさん» ありがとうございます!!ドンドン更新出来るように頑張ります! (6月7日 12時) (レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
こしあん派 - 夜小雨さん» ありがとうございます!!満足してもらえるように頑張ります! (6月7日 12時) (レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 二度読み返してきました、何回見ても面白くて続き楽しみにしてます。 (6月7日 2時) (レス) id: 2ffd86cb40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こしあん派 | 作成日時:2019年5月8日 19時

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