第４３話 過去回想:私の場合 ページ47
Aside
何で強くなったのか・・・
爆豪くんと戦いながらそんな事を思い出していた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
お母さんが病院に入って焦凍と親父の訓練が日に日に厳しくなって、泣き声が聞こえる回数が増えていって
私は、妹の私はあの人の元へ向かったんだ
“強くなりたいのか”
言葉を濁らせたその人に私は不安な表情をしたのか頭を撫でてもらったっけ
“別に強くするのは構わない、だが１つ教えてくれ、お前は何の為に力を乞うのか”
その時のあの人の表情は忘れられない
その時私は何て答えたっけ
“お前は頭が良い。アイツに頼らずに強くなるには確かにアタシが一番適任だ
それにアタシの個性も継いでいるんだ、アンタは間違いなく強くなれるよ。
だがいくら強い力を持っていても意味もなくただ振りかざしていたらそれは暴力になってしまう。それは許せない、だからアンタの
私は・・・私は、そうだ
小さい頃、泣いていた焦凍を。苦しんでいたお母さんを護るために
焦凍と一緒にヒーローになるために
強くなりたい、その為の力が欲しかったんだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢勝つつもりねぇんなら俺の前に立つな！！｣
爆豪くんが向けてきた右腕を左手で掴んだ
発動したのは浄火の炎ではない。熱い、熱い、
『舐めプしてゴメンね。ありがとう爆豪くん
こっからは出し惜しみしないよ、手加減もしない』
険しい表情から一転、凶悪な笑みを浮かべた爆豪くん。
何故かその笑顔をカッコいいと思ってしまう
私達は相手を見据えて両手を構えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 301人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「轟焦凍」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こしあん派 - 壮さん» ありがとうございます！これからもバンバン更新します！ (2019年6月11日 8時) (
レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
壮 - この作品大好きです！応援してます！ (2019年6月10日 23時) (レス) id: e0b5d820e2 (このIDを非表示/違反報告)
こしあん派 - こんさん» ありがとうございます！！ドンドン更新出来るように頑張ります！ (2019年6月7日 12時) (レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
こしあん派 - 夜小雨さん» ありがとうございます！！満足してもらえるように頑張ります！ (2019年6月7日 12時) (レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
こん - 二度読み返してきました、何回見ても面白くて続き楽しみにしてます。 (2019年6月7日 2時) (レス) id: 2ffd86cb40 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こしあん派 | 作成日時：2019年5月8日 19時
