20話 ページ20
あー・・・、最悪。
と、
誰かが呟いた。
そのせいで私のドーナツを食べ進む手が止まる。
A「どうしたの？なにか悪い事でもあったの？寝れなかったの？」
暦「別に、なんでもないけど・・・(まぁ、あるけど・・・)」
A「ふぅん・・・」
絶対に何かあるような顔で呟いた。
そして黙々と口を進めた。
・・・異常にお腹が減っていたのだ。
A「あぁ。そうそう。阿良々木先輩、私、ここ出て行きますね」
ブッ、とジュースが私の隣の阿良々木先輩から飛ぶ。
少し疑問に思ったが、スルーしよう←
暦「な、なんで？」
A「う〜んっ。近所の人たちが心配していると思うし・・・」←
暦「なんだそれ。・・・それに、他の怪異に襲われるぞ？いいのか？」
A「その点はご心配なく。アイスカットに守ってもらうので」
アイスカット？ と小首をかしげる阿良々木先輩に簡単に説明をし、話を元に戻す。
・・・本当に分かったのかな？
A「ということで」
暦「ちょっと待った！」
A「？なんですか、阿良々木先輩」
暦「そいつだけじゃ心配だろ？」
すっごく用心深いので、適当に済ませておこう。
A「阿良々木先輩。ドーナツいります？」
暦「話をそむけるな」
A「大丈夫ですか？」
暦「いや。何が←」
A「そういえば、忍野さんが出かけたらしい」
暦「無視するなぁぁぁあああ！」
マンシンガントークを繰り返したところで自体が変るわけもなく、私は家に帰る事にした。
いや。とめられても止めないけどね←
A「クスっ)大丈夫だよ。いざとなれば忍ちゃんも守ってくれるって！」
暦「アイツは動かねぇと思うけど」
A「ん」
そういって指をさす先には可愛くドーナツを食べる忍ちゃん。
可愛いなぁ(*´∀｀*)
暦「・・・」
A「ほらっ、大丈夫ー(￣ー￣)」
暦「・・・、(アイツ・・・)」
A「大丈夫！また会いにくるよっ！この恩は忘れたりしないよ！」
アイス「A、準備して来い。わしはここで待っているから・・・」
A「はぁい♪」
でも・・・、本当に大丈夫なんだよ。・・・心配してくれてありがとう、暦君・・・。
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革ベルト
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虹花 - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2014年1月13日 19時) (
レス) id: 0a871702ad (このIDを非表示/違反報告)
あお - すっごく面白かったです！更新、楽しみにしてます♪ (2013年12月3日 10時) (レス) id: 208db66003 (このIDを非表示/違反報告)
月影黒音(プロフ) - 面白いです！化物語の小説って少ないので、とてもいいと思います♪ (2013年9月21日 20時) (レス) id: 5a7546ea66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空波 | 作成日時：2012年9月16日 19時
