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「……へぇ、二人はここで一緒に戦う特訓をしてた、と。仲良いんだねぇ」
剣を抜いてもらい、事情を聞いた私が少しからかうように言うと、二人はまた仲良く全く同じタイミングで言った。
「仲が良いんじゃなくて、特訓のためにって、大地さんが！」
「仲が良いんじゃねぇ、特訓のためにって、ボスが！」
「ぬっ!?真似すんなよ！」
「おめーだよ！」
「あーもう分かったから！」
そして再び言い争う二人を止めに入る。
本当にこの二人は仲が良いのか悪いのか分からないな。あとこの二人は黙れない病気かなにかでも患ってるのかな。
はぁ、と小さく嘆息し、額を押さえながら私は言った。
「ていうか何であんたたち、こんな遅くまで……部活も違うのに……」
まぁ私もつい15分ほど前まで特訓してたからひとのことを言えた口ではないのだが、コイツらは切り上げようとしている感じじゃなく、寧ろ汗だく。しかも確かこの二人、日向は両手用大剣班で影山は片手用長剣班だから、一緒に練習って変だ。
日向は当然！とばかりに意気揚々と言う。
「だって強くなりてぇじゃん！強くなるためには沢山練習、練習には相手が必要だろ？だよな、影山!?」
「あぁ、それ以外に理由があんのかよ。でも他の部員は皆帰ったから、コイツと練習してんだよ」
そこは仲良くシンクロなのね……。
「そうですか……アンタ達は、武闘大会に出るの？」
「あぁ、勿論！」
「当然だ。出るからには優勝する！」
「なぬ、優勝は渡さねーからな！勝つのは俺だ！」
「あﾞぁ!?優勝は俺だ！決勝まで来いよ、絶対に勝ってやる！」
……コイツらは知らないんだろうなぁ、決勝戦まで残ることの難しさとか。
私はやれやれともう一度息を吐いて、言う。
「ていうかアンタ達、早く帰んなくていいの？日向も影山も、レポートの課題が……あっ！」
そこまで言って、私は本来の目的を思い出した。
「!?どうした立花、発作か!?救急車呼ぶか!?」
「いや違うって！すっかりその存在忘れてた……私、レポートを校舎に忘れててそれを取りに……私、先に―――」
「はっ！俺も忘れた！」
「……あ、そういえば俺も」
お前らもかよ！何なんだよもう！
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エルナ/アネット/モニカだいすきです。 - (*^◯^*)尊(56ｽｷｶ? (4月14日 7時) (
レス) @page35 id: 89991bb039 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - お返事ありがとうございます！パイセンがカギになるのか、、、ありがとうございます！クロさんも意外です。更新楽しみ＆応援してます！ (2016年12月12日 20時) (レス) id: 28e11fac7c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 刀班の班長って赤葦さんですか？怒ったら何気に怖いから。こうしんたのしみにしてますこれからも頑張ってください (2016年12月10日 18時) (レス) id: 28e11fac7c (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン(プロフ) - とっても面白いです!!今日1から読んだんですけど、すっごかったです!!あ、あかーしとか、無気力組ともっと絡んでほしいな…|ω・`)←更新頑張ってください☆ (2016年11月20日 16時) (レス) id: d59d31d546 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*雨野夕立* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/suzune107
作成日時：2016年11月18日 21時
